2号は母の日に特別な思い出はありません。まーったく気を遣う事もなく数十年を過ごしていた訳です。
そんな2号が『母の日』に何かしら行動するようになったのは自分が結婚してからのこと。
それは、2号嫁が母の日にプレゼントを贈ると言うので『良いんじゃない?悪いねー』って感じで、正直なところ自分から行動している訳ですらないのです(笑)。
更に、今でもばあばに対する口の利き方や態度は、『改めろ』と2号嫁によく注意をされる始末。
そんな2号も、ばあばが2-1号を可愛がってくれているのは感じたり、年を取った実の親に対して多少の思入れはある訳で、2号嫁にはそういう意味でも助けられてるなぁと感謝です。
大したことは出来なくとも何かしら・・と考えた今年の母の日の一幕です。
ぶーちゃんばあばからの電話
土曜の昼。
例によって会社にいる2号の休憩時間に、煙草を吸っているタイミングを狙ったかのようにばあばから電話が入りました。
ばあば:2-1号は家にいるんかい?なんの電話って訳じゃねーんだけど、明日公園でイベントがあって出店とか出るから教えようと思って電話したんだがね。そいじゃーね。
普段の電話でも2号が要件以外の話に興味を示さない事を知っているばあば。
一方的に話して即切りという力業。2号は名乗っただけでものの5秒で親子の会話は終了です(笑)。
いつものように土日で宿泊予定でいた2号と2-1号。
当日は朝から小雨が降ったり止んだりの空模様であるものの、ばあばはイベントの開始時間が待ち遠しくて仕方ないとばかりに時間を気にしてあっちをウロウロこっちをウロウロ。
待ちに待った予定時間になると、早速、離れでゲームに興じていた2-1号に声を掛けて、イベント会場である公園に向かって3人で出発。
会場につくと取り敢えず一回りしたいらしいばあば。
実は狙っていた出店があったらしく『あれ・・今年はでてねーんみてぇ』とブツブツ言いながらも2-1号に『何か食いたい物あるか?』とプッシュしまくりです(笑)。
本人も遠慮なくチュロスやカルビ串などを頬張りながら、目ざとく最近お気に入りの『焼きまんじゅう』を見つけて持ち帰り用にご購入。
滞在自体は1時間に満たない短時間で、2号は二人の後をついて回るだけのイベントでしたが、ばあばは喜んでいたみたいなので良しとします(笑)。
2号と母の日
母の日に先立ち、2号嫁からは一応贈り物も指示され調理器具をばあばに贈っておりました。
そして、他に考えていた事もあって、それがイチゴを使ってケーキでも作ろうかなというもの。
毎年、ぶーちゃんばあばの畑で収穫されるイチゴは、食べきれずに大量に無駄にしてしまっているのです。
そこで・・・母の日のついでに、イチゴの消費を兼ねたケーキを作る計画発動となりました。
イベントのあった日は早朝のからの小雨が止んだタイミングで、畑に向かってバケツでイチゴを収穫していた2号。
そのイチゴを昼食を挟んで下処理を開始です。
ケーキとは言ってもスポンジから焼くつもりもなく、収穫したイチゴを使ってムースを作るという程度の物ですが、やはり下処理は面倒くさいのです。
しかも、親戚がイチゴ摘みに来ると聞いたので、自分で採ってきたのは採りづらいであろう場所になっていた小さ目な物ばかりなので猶更です。
ちまちまとヘタを取り、大きな鍋で下ごしらえをして生クリームを泡立て・・・久しぶりに作ったイチゴのムースは3台分。
ばあばと2号嫁、そしてタイミングよく訪問のあったばあばの友達にプレゼント。
2号家の分は、8割を2号と2-1号で美味しくいただきましたとさ(笑)。
おしまい