材料の切断方法(1)基本の直線切り~色々

DIYにチャンレジする人の最初のハードルはきっとこれですよね。

小・中学校の図工や技術家庭科なんて授業で多少はノコギリを使った経験はあるけど・・・職業的な理由でもない限り、日常的に木を切る習慣のある人はごく稀なんだと思います。

2号の出鱈目なDIYをご覧いただいている方にもまずはここから一緒に考えてみたいと思います。

PR広告

直線切り/板や角材を正確に直線で切れるようになると気持ちいい

材料を思った形に切り分ける。

木工であれば、ノコギリとなるのですが、人力の手ノコに始まり、電動ノコギリでは、丸ノコ、糸鋸盤、ジグソーなどなど用途に合った道具を正しく安全に使う事から考えましょう。

手ノコ 

手ノコで大工さんが加工する精度にビックリ。

普通のノコギリの事。両端に刃の付いている両刃ノコを一つは持っていると良いかと思います。

日本のノコギリは引くときに材料引っかかる部分に刃がついています。ですので、向こうに押す時には力を入れず、引きながら切る事を意識してあげると無駄な力を使わずにすみます。

また、両刃ノコは、山の荒い側で木を縦に切り、細かな山の側で木目に対して横に切っていきます。

手ノコに色々な種類があるのは、切断する対象に合わせて使い分けるためで、水分を多く含む生木用、金属用、曲線を切る為の挽き回しノコギリや糸鋸等があります。

丸ノコ 

DIYを始めるなら「少なくとも丸ノコは欲しい」と殆どの人が思うでしょう。2号も丸ノコ無しにDIYは語れないと思うくらいにお世話になっているアイテム。

Makitaの丸ノコつかってますね。電動工具も信頼の日本製って感じですかね!

割と知られていないのが動画で切断されている板に固定している白い板。これは、何をしているかと言えば丸ノコがズレないように抑える役割を負っています。ホームセンターなどで【丸ノコガイド】等の名称でも販売しています。

初めて丸ノコを使う人は、直線切りが思ったより難しいという事に気づくと思いますので、その際にはこういった切り方の工夫やガイドを使うことも考えてみましょう。

ちなみに、丸ノコで上手く直線が切れないと仕上がりだけでなくキックバックの原因にもなるので要注意です。キックバックとは、高速で回転している丸ノコの刃に材料が引っ掛かり切断された材料が回転方向に吹き飛ばされる事です。仮に吹き飛ばなくとも急激な力が丸ノコに掛かって非常に危険でもありますので十分に注意します。

テーブルソー 

最近はDIY用で保有している人も何気に多いテーブルソー。台になるテーブルの下から丸ノコを取り付けた形状の電動工具。決まった幅で大量に板を切断する時には便利な工具。

2号もそうなのですが、丸ノコを取り付ける形で改造して自作している人も多数。こちらも注意すべきはキックバック。ものすごい勢いで材料が飛んで来るのでその直線状には体が入らないように気を付けます。

カッターナイフ(大) 

3mm位までの木材なら実はカッターナイフが重宝します。

合板だって定規をあてて数回なぞれば綺麗な直線切りの出来上がりです。また、ちょっとした切れ込みを入れたりと思いのほか登場回数は多いはず。

あれば便利っていうよりも無いと不便なツールである事は間違いありません。