実家と2号と休日と・・・

相変わらず週末になると実家に宿泊して遊んでいる2号。

最近は、木工の作業場と化した離れの一階で火鉢を出して昭和初期の空気感を味わったり。実家や畑等をうろうろしたり、ドライブしたり、お昼寝したり(笑)。

とはいえ、じーじやばあばから頼まれごとをされれば、農作業を手伝ったりとフルに遊べる訳ではないのです。

最近では、徐々に担当が増えてきて、食器洗いや食事の用意までもが高頻度で回ってくる為、なかなか思い通りになりません。

この日もブロッコリーの収穫を手伝い、昼食と夕飯の当番を遂行した2号(えらい!)。

少ない時間の中で楽しみを見出しつつ遊んでいた。

そんな休日の過ごし方。

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大人になっても

1.2㎜の厚さにそろえてスライスされたウエンジと神代ニレ

世界情勢から燃料代が高騰しているこの冬。

普段は家計や物価に無頓着な2号も、今年は流石に『節約しなければ』という意識も多少は芽生えた訳です。

そこで、毎年作業小屋に持ち込んでいた灯油ファンヒーターを封印。代替えの暖房器具として火鉢を用意してみました(笑)。

きっと、2号が生まれるちょっと前までは、現役で火鉢が利用されていたんだろうなと思わされるくらい、じーじとばあばの家には火鉢があります。

作業小屋にしまっている物だけでも2個。その他にも母屋の2階には大型の物を含めて3つはあった気がします。

そして、キャンプ用に購入して使用していない炭が物置に積んである・・・で、お気付きの通り炭火の暖房自体が完全に遊びになってしまった訳です。

作業小屋自体は、約16畳程度の広さ。

『昔の人は、火鉢が当たり前だったんだから何も問題ないハズ』と一切ためらうことなく火起こし開始。

10数分後には、パチパチと小気味良い音を立てる火鉢にぞっこんな2号

木工を進める暖を取る為に小屋を温めているはずが、気が付けば一時間以上も火鉢の前でまったりとしていました。

とは言え、真冬に火鉢一つでは小屋全体が温まるはずもなく、定期的に炭も追加しながら思うのです。

『確実に灯油の方がコスパ良いじゃん』

当たり前(笑)。

同時に頭に浮かんだ『炭焼する?』という思考は、コスト・時間・難易度の全方位から即却下。

しかし、火鉢を出した以上は最大限活用したいと諦めきれない2号は、更なるおバカな考えに至ってしまうのです。

『炭が無ければ薪くべれば良くね?』

良い訳ありません(笑)。

しかし、木工で発生した端材が行き場もなく周囲に積まれている環境

ダメと解っていても試しちゃうチャレンジ精神を持った2号。

取り合えず、手近に転がっていたSPFや杉を火鉢にくべて火吹き俸で空気をガンガン送り込むことに。するとどうでしょう・・・簡単に燃えてくれるのです・・・モクモクと煙を上げながら(爆笑)

一気に室内は木材の上げる煙で満たされてしまったではありませんか。

我慢できずに小さな窓と引き戸を全開に開け放った作業小屋は、他人が見たらボヤそのものにしか見えなかったはずです。

結局、端材で暖を取る事は諦めて、残った炭に切り替えた上で煙が抜けるまではと母屋で昼食の下準備

結局、その後は大人しく炭で暖を取りながら、しばしの時間、木工を楽しんだ休日でした。

大人になっても子供の頃と変わらないレベルでアホな事をして楽しめるっていいな(笑)。

現役復帰した火鉢さんと燃える炭
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春近し まだかまだかの・・

蕗の薹。

じーじとばあばの家の庭先で収穫する季節の野菜(やさいなの?)。

ミョウガと共に時期が近付けば、2号嫁が『もうそろそろじゃない?』と毎年確認するお楽しみの一つで、例年督促を受けてから確認する事ばかり。

そこで、今年は聞かれる前に持っていってあげようとこの日は朝から寝ぼけ眼で庭先をうろうろしてました。ぼや騒ぎはこの前週

今でも柿や柑橘類が植えられているじーじとばあばの自宅。

その他にもビワにブドウなど食べられる植物が好んで植えられていますが、実際に本人たちが食べているのを見る事が有るのは柿くらい(笑)

更に言えば、ミョウガや蕗の薹は2号が子供の頃から庭の決まった場所に毎年出てくるのに、大ばあばが亡くなってからは一回も食べたことが無い。

きっとご先祖様が植えたのだろうが、今となっては誰にも求められていなかった訳です。

そんな農家の次男と結婚した浜っ子の2号嫁

結構なギャップがあったらしく、まずは柿が腐るほどなっているのを知ってドン引き。

最近では、じーじが面倒を見切れなくなったキウイフルーツを伐採した聞いて大ショック。翌年にはお気に入りだった栗の木が枯れて打ちのめされるといった具合でツイていない(笑)。

しかし、収穫されることなくカラスに食べられ、それでも追い付かず熟しきって落ちていく柿をみて『ありえない位勿体ない』と言っていたのも一年目のみ。

翌年からは『確かに、貴方が言うように柿って買う物じゃないんだね・・』と田舎の怖さを知った様子。

まぁ、ガチで腐って落ちる柿の方が多いくらいなので仕方ないのです。

そんな中でも、蕗の薹とミョウガは逞しく毎年収穫出来ており、それを喜んで食している2号嫁。

昨年はミョウガが出るのが遅くなった為『まだか?』と一カ月近くに渡り督促されたのは記憶に新しいところです。

じーじとばあばの家の蕗の薹

姿形は良い訳でありませんが、やっぱっり自生している状態から適時収穫して食べられるというのが嬉しいらしい(収穫するのは2号でも)。

毎年、解禁日(渓流釣りの)間近に督促されていたな・・・という記憶から、今年は早めに確認しようと少し前から考えておりました。

で、実際に朝起きて早々に庭をうろうろしていると見つけてしまった訳です。

可愛らしく頭を出した蕗の薹。

今年も解禁日に渓流釣りに行くなんて夢物語ではありますが、春の兆しを感じられたこの日は渓流を歩くときに感じる清々しさにも似た空気感でスタートした気がする休日でした。

おしまい