人も蜜蜂も心地よい【2024週末養蜂日記vol.3】

設置から3週間が経った待ち箱は、今週も空振りです。

日曜の朝、じーじとばあばの旧豚舎跡まで歩いて待ち箱を確認に行くのは昨年と同じルーティーン。

満開の桜を眺める事もさせずに散らせた先週の風雨が嘘のように穏やかなこの日。

早々に待ち箱の確認をした後、畑周辺をうろうろしながら春を感じる待ち箱確認となりました。

4月も中旬に入り、関東も分蜂のピークを迎えているある日の週末養蜂日記です。

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じーじとばあばの畑の隣は菜の花満開

週末養蜂日記と言っても、待ち箱が空なのを見届けたあとは大してやる事がないのも事実(笑)。

この日は、空き箱を確認後、誘引剤として箱に塗布している巣のカスから作った液体を塗れば、2号の週末養蜂における活動はお終いです。

その後、じーじとばあばの畑を散歩ついでに見て回っていると隣の遊休農地の菜の花が目に入ります。

去年と比しても盛大に咲き誇っている菜の花を写真に残そうと近づけば、賑やかな羽音が聞こえてきたりもします。

蜜蜂さんを筆頭に、小さな羽虫が飛んでいる音が静かな春の畑ではっきりと聞こえてくるんです。

こんなに居るのに2号の待ち箱は、現在の所、去年の春から寂しい空き状態のままなのです。

そんな事を考えながら、気持ちよさそうに飛んでいる蜜蜂の様子を写真に納めようと試みますが、いざ狙うと思うように撮れません。

待ち箱の状態と同じように思うようにはいかないのです(笑)

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空き箱でも養蜂日記

待ち箱を設置した時には、まだ肌寒く周囲の様子も春はもう少し先という感じでした。

しかし、設置を終えてしまえば、あっという間に春を迎え、周囲の様子も一気に変化が加速します。

じーじとばあばの畑の片隅にある路地栽培のイチゴは、例によってほとんど雑草と区別がつかないような状態で放置されていて、2号は草むしりを決心させられたり・・・。

そして、春野菜の人気者であるアスパラガスは、勝手に生えて来たタンポポの隙間からにょきにょきと伸びて何ともこの家の畑らしい様子だなと納得させられたり。

その他にも、旧豚舎跡に植えられている樹木の新芽はこの時期だけの緑は2号が一番好きな色と言っても過言ではありません。

昨年も同じことを感じましたが、待ち箱に日本ミツバチが入居するのをドキドキしながら確認しつつ・・・こんな春の変化を感じられるだけでもチャレンジする価値は十分にあると思えます。

そりゃ・・・待ち箱に蜂が入ってくれるのが一番なんですけどね。

おしまい