日帰り温泉『白寿の湯(はくじゅのゆ)』は、初めて訪問する人がびっくりするほどの温泉濃度。
温泉好きなら是非一度は足を運んで欲しいと思う2号です。
開業当時は割と穴場的な日帰り温泉だったのですが、いつの間にやら運営会社が変わり施設内も大幅に改装されてこのエリアでは人気の日帰り温泉になってもいます。
何度も利用させていただいておりながら、記事で取り上げる事もしていなかったと気付き、折角なので紹介がてら、体験レポート形式で投稿です(笑)。
埼玉県北部でレジャーを楽しんだ帰りにリラックスしながら他では味わえない温泉体験は如何ですか?
施設の詳細情報や割引クーポン・チケットはあるのか?なども併せて紹介致します。
関東随一と言われる源泉濃度!白寿の湯はどんな感じの施設?
いつもより少し早く実家に入った週末。
田植えが終わり、使用済みの苗箱を小雨振りの中洗っていたじーじとばあばが農作業から帰って来たところ。
日曜の農作業はトウモロコシの出荷のみという事だったので、ばあばを誘って久しぶりに『白寿の湯』でも行こうという事になり、さっさと食事を済ませて出発です。
場所は、埼玉県児玉郡神川町。
関東一の清流とも言われる神流川を挟んで群馬県とお隣同士の埼玉県側である神川町にポツンとあります。
じーじとばあばの家からは車で20分程度と比較的アクセスが良い場所です。そして、2号が渓流釣りに行くのが神流川上流エリアである事が多く、何気に利用させていただく機会も多い場所なんです。
何年か前に『おふろcafé』を運営する株式会社温泉道場さんに経営が移り、温泉だけでなく施設の充実度も爆上がり。
穴場的温泉から人気温泉になった経緯があります。詳細データは記事後半にまとめます(笑)。
株式会社温泉道場さんは埼玉発祥の企業さん。余談ですが、ある日を境に2号がこそこそと通っていた県内数件の日帰り温泉が次々におふろcafé化してビビったものです。。。
そんな企業努力はおいといて・・・
普段より少し早めの時間にじーじとばあばの家についた2号。
色々と仕事でストレスが溜まっていたので、移動前から2-1号を『温泉いこーぜー』とお誘いしていました。
そして、ぶーちゃんばあばも誘ってみると『いく!』との二つ返事。片割れのじーじは『俺はいい』と想定内のお返事が返って来ますが、そんな事は意にも介さず3人で久々の白寿の湯ツアーに出かけます。
白寿の湯は『めっちゃ濃い温泉』
温泉濃度がびっくりするくらい濃いのが白寿の湯の特徴。
ぱっと見でわかるほどの茶褐色の温泉は、どのくらい濃いかと言えば浴室の床に温泉の成分が固着して『千枚田』のように堆積している程。
鍾乳洞やパムッカレの石灰棚かと思うような見事な堆積っぷりです。
10年くらい前までは、割と床のタイルも見えていましたが今では殆ど見えません(笑)。
そして、露天に使われている岩にも付着して、水面の高さに添って本当に鍾乳石かと思うような形状になっているから驚きです。
当然、その泉質は入っても実感できます。
少しぬるっとしたお湯は、お風呂上りには肌がスベスベになったと実感できるはず。
コロナ前なら、お出掛けの度に日帰り温泉に行っていた2号と2-1号。
しかし、入浴時間は長くないという変わり者でもあります。
2号嫁には『お金が勿体ない!!』と言われる事もしょっちゅうですが、自分が満足できればいいじゃんか!・・と入浴スタイルに変化ナシ。
今回の白寿の湯も自分たちとしては、内風呂・露天を堪能したと思っていますが、トータル20分以内の入浴。
ばあばが出るまで寛ぎ処を満喫です。
沢山の漫画や自由に使えるPCも設置されネットカフェも顔負けの充実度で、ハンモックや床面をくり抜いたソファなどお洒落でリラックスできる空間は流石。
髪を乾かしている2号を置いて、さっさと寛ぎ処に向かっていった2-1号。
2号が寛ぎ処に到着すると、既に棚のような形になっている変形の個室に入りこみ、我が物顔でくつろいでいます。
しばらく待って、ばあばの登場。
個室で持ち込んだswitchを楽しみ、無料珈琲があると知って普段は飲まない珈琲にミルクと砂糖をたっぷり入れて飲んでいた2-1号。
思いのほか早いばあばの登場に名残惜しそうにしながら寛ぎ処を撤収。
短い滞在時間でしたが、コンビニに寄りお約束のアイスを食べながら、じーじとばあばの家に帰宅する事になりました。
白寿の湯 詳細データ&オススメポイント【割引チケットも!】
ブログ記事でも施設や泉質など取り上げ紹介させていただきましたが、以下に白寿の湯公式HPからの情報も参考として簡単まとめてみました。
住所 | 〒367-0301 埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1 |
電話番号 | 0274-52-3771 |
その他 施設情報 | ・タオルのレンタル220円 館内着220円。 ・大人:中学生以上/小人:小学生以下(3歳未満無料) ・お食事処 11:00~21:30(ラストオーダー) ・個室(利用は別料金)や畳の寛ぎ処も有り ・無料wifi |
お食事処:寝かせ玄米と糀料理 俵や
館内ではお食事をとる事も可能。
なんと併設する施設で『鯖の養殖』も行っており、埼玉北部でサバの養殖を試みています。更に食事処ではその鯖が水槽で元気に泳ぎ回ってもいるから二度びっくりです。
白寿の湯:料金形態
料金形態 | 平日 | 土日祝 | ||
---|---|---|---|---|
大人 | 小人 | 大人 | 小人 | |
10:00-21:00 | 880円 | 450円 | 980円 | 450円 |
21:00-22:30 | 500円 | 250円 | 500円 | 250円 |
施設の充実度の割にリーズナブルな料金ですが、更に割引のチケットやクーポンも設定されています。
内容は、入館+タオルセット+館内着+食事のチケットやタオルセットが割引になるクーポンなど数種類。お出かけ前にはチェック必須の内容です。
まとめ:周辺観光
埼玉県北西部と群馬の県境にある白寿の湯。
泉質のすばらしさは言うまでもありませんが、訪問した事の無い人ならちょっとした日帰り旅行として検討されても良いのではないかと思います。
周辺地域は、埼玉側で大光普照寺(金鑚大師)や金鑚神社(かなさなじんじゃ)、日本三大さざえ堂の一つと言われる成身院百体観音堂。
お隣になる群馬側は藤岡市。白寿の湯から約15分で下久保ダム(神流湖)、そしてその上流エリアに広がる神流町・上野村等の神流川流域に広がる豊かな自然。
神流町では神流川の河川敷で行われる鯉のぼり祭りや、神流町恐竜センター(近くに恐竜の足跡の化石)。上野村では渓流釣りやキャンプ、関東最大級の鍾乳洞「不二洞」など見どころも満載です。
そんな地域を観光と温泉を組み合わせれば、日帰り観光にぴったりのエリアだと思います。
・・・観光案内っぽい内容のつもりで投稿しましたがいかがだったでしょうか(笑)。
おしまい