数年間ずっと、実行してみたいなぁと思いながら行動していなかった事の一つにニホンミツバチの養蜂がある2号。
実家の農業に役立てたいなどと言う気持ちではなく純粋に自分の遊び心(笑)。もともとの切欠は、木工に使う蜜蝋を手軽に調達したいという部分や、はり採取した巣蜜を食してみたいという興味。
そして、釣りや虫取りと同じように自分で工夫して蜜蜂を呼ぶという行為にワクワクが高まる訳です。
この5~6年、毎年悩んでいるうちに分蜂の時期をやり過ごしてしまい挑戦できずにいたんです。
渓流が解禁になるとそちらに傾注したり、コロナ過でその他の事に追われたりという事柄の他、2号嫁からは反対されたりもして実行に移す機を逸していたというのもあります。
反対の理由は『実家とはいえ、他人の家で勝手にハチを飼うとか迷惑じゃん!』との考え。
2号的には、じーじとばあばがその程度の事で動じるはずも無いと確信を持っていた為、事後承諾と思っていたのですが・・・変なところで多少常識人の2号嫁の意見も無視できず、じゃぁ今年は許可だけ取っておこうと自分の中で考えました。
ちなみに、2号嫁は渓流釣りに対しても『なんで食べる訳でもないのに何回も釣りに行くの?』という感覚らしく、彼女的には釣りといちご狩りは同じカテゴリーに類するものらしい。
狩猟・採取という行為は食の為にだけあると理解されている奇特な方なので、当然週末養蜂なんて趣味が存在する事も知る訳もないのです。
畑に蜜蜂を呼んでも良いかしら?
そんなこんなで、今年はじーじとばあばに蜜蜂の巣箱設置許可を得て、計画を実行に移そうと決めた2号。
3月に入った日曜の朝、ブロッコリーの収穫を手伝いながらじーじと世間話をしているタイミングでふと巣箱の事を思い出してじーじに報告(相談ではないw)
2号:
一応の確認なんだけど、豚小屋の方に蜂の巣箱作って置いても良いかね?迷惑とかにならん?
じーじ:
大丈夫だんべ。作業の邪魔になるようなところじゃなきゃ。肝心の蜂はどこで買ってくるんだ?誰かから貰うんか?
2号:
巣箱を作って呼ぶ!日本ミツバチね。
じーじ:
わっはっはー(笑)。なんだ、来ればめっけもんって感じかー
2号:
いーんだよ!金を掛けずに作った巣箱に呼ぶから面白んだって。
じーじ:
まぁ遊びだかんなー
設置場所を借りる身分でありながら・・・じーじの態度に気分を害してしまう大人げない2号ですが、これで2号嫁が懸念していた『家主の許可』は得たと大手を振って巣箱製作に着手する事にした2号です。
巣箱づくりから始める週末養蜂
家主の許可を得たからには即行動に移したくなる性格の2号ですが、最大の難関は毎回のことながら予算です(笑)。
そこで、ネットで近所のホームセンターで売っている木材の価格を調査。
事前に調べていた情報では、蜜蜂の巣箱に使う木材においては種類のこだわりは不要なようだったので、最も安く手に入るのは杉の野地板だとあたりを付けておりました。
何店舗かを確認すると普段良く行く緑色のホームセンターとは別の鶏系のお店で扱っている物が、サイズ・価格ともにニーズに近いと早速軽トラでお店に出向き購入です。
これまたネットの情報によると巣箱に使う木材の厚さは30mm程度の場合が多い様子。しかし、厚くなれば当然価格も高くなるわけです。
そこで、ずぼらな2号は簡単に思考を変えて対応する事に。
12㎜厚の安い材を2枚張り合わせて使えばいいじゃん・・・て事です。接着剤が蜂を呼ぶのに不利かも?なんて一瞬頭によぎりますが、民家や塗装されたパネルを使った場所にも巣をつくっている事を考えれば、気にする事もないかもな・・・とお気楽モード。
実際!!お金ないですし(笑)
そんなこんなで、巣箱づくり一週目に野地板の調達と切断、張り合わせを実施。翌週には簡単に巣箱の組み立て開始、3週目にして完成・・・のはずが、じーじとばあばの農業に強制参加の為、8割程度の進捗で停滞している現在。
Twitterでぼやいていたら『作物は待ってくれないですからね』と励ましの言葉を頂きましたが・・・分蜂も待ってはくれないとやや焦り気味なのです。
しかし、次回の週末には完成させる事は出来そうなので、何とか設置までは目途が立った週末養蜂。
本番は、実際に分蜂群を呼べるかという部分なのですが、そこは後のお楽しみ!!上手くいけばこのサイトのカテゴリも増えるかもなー・・なんて都合の良い事を考えている2号です。
おしまい