真冬の週末田舎暮らし

気が付けば1月も終わって、その間の投稿はたったの一件とほぼ止まっている状態。

12月に掲載させていただいたクリスマスの記事が未だ新着2件目に表示されている。お正月から、ここに至るまで投稿するような内容が無いわけではないのに主に時間的理由で滞っている始末。

『ブログに上げよう』なんて思っていても、時間がたつと忘れてしまったり『上げる程でもないか・・・』と思い直したりと見送られる確率がはねあがりますよね。

しかし、流石に一カ月以上放置したままというのも恥ずかしいので、年始から2月初旬までを振り返ってまとめた記事を投稿する方向で妥協します。

忙しいとはいっても変哲の無い日常である事に変わりはないのですが（笑）

1月初旬の思い出

年末から年始にかけて、会社カレンダーでは有休の取得を推奨されている日も含めて、最大11日間の連休になっていた職場。

しかし・・・その半分以下の5日間のみお休みを頂きそれ以外は会社に顔を出していた2号。役立たずの管理職を絵に描いたようなスケジュールと思われる事でしょう（涙）。

残念ながらそれを裏付けるように、休みボケした2号は全体の出勤日初日に仕事用のスマホを自宅に忘れ2-1号に届けさせる等、今年も波乱の幕開けとなったのです。。。

その後は、普段通りの社畜っぷりで、基本的に日曜だけがお休みかのような仕事の状態だった1月。

初旬の思い出は、謎のライフマスク製作。

年末にYoutubeでライフマスクなどという物を知った2号嫁が『作ってみたい！！』とテンションMAXの状態となり、それに付き合わされ貴重な休みの一部時間を費やす事になりました。

人生で初めてライフマスクを作ったのは今思えば楽しい経験だったかなと思える程度には楽しかったんですけどね（笑）。

１月中旬～下旬は週末農業で大忙し

土日の度に高確率で実家にお邪魔する2号と2-1号。

個人的な計画では、3月の渓流釣り解禁に向けてランディングネットの製作を1～2月で実行したいと考えていたはずなのに全然進んでいない1月中旬（笑）。

重い腰を上げたある日曜日、資材と工具の状態を確認しているとばあばから労働力提供の依頼が発生。

ブロッコリーの苗を植えるのを手伝って欲しいとの事。

じーじとばあば、そしてアルバイトのおいちゃんだけでは厳しい作業である事は間違いので、週末居候の身としては、頼まれれば断るという選択肢もなく2週連続で農作業に駆り出されて週末ファーマーとなる訳です。

真冬に植えるブロッコリーは、寒さと乾燥に耐えねばならず畑に植えた後で、水を与えビニールシートを掛けるいわゆる「トンネル栽培」で育てられます。

苗を植え、水をやり、ビニールを引き、被せてトンネル状にするその作業は、傍目からうかがう以上に肉体労働でもあるんです。

アラフィフの2号はHPを大幅に消耗して、結局ランディングネット製作のペースはガタ落ちとなるのでした。。。

それでも、多少の工作を手掛けて気になっていた黒柿をグリップ用に粗加工。

2-1号の誕生日はやっぱりコース料理を作りたい

既に恒例となっているイベント時にはシェフとなる2号。

今年も2月第一週が2-1号誕生日である為（当たり前ｗ）、数日前から空き時間が出来ると「何を作ろう」とぼけー・・っとメニューを考えておりました。

昨年のXmasや二人の誕生日に作ったメニューを思い出しながら、どんなメニューにするかを想像します。

とは言っても、結局は食材の調達によって大きく左右されるのは間違いないので、漠然と考えたら後は当日の仕入れ次第の博打勝負。

そして、運良く休みに重なった今年の誕生日。

かなり珍しく土日に実家に行かずのんびりと朝寝坊。そして、開店とほぼ同時に鮮魚店に向かって食材を物色。

ところが、思っていた程には品ぞろえが無く、現地で30分以上悩んで鮮度のよさそうな牡蠣や白子、サザエを調達。魚介を持ち歩きたくない為、一時帰宅して冷蔵庫に納めたら他の食材調達に再出発。

その際、100均に寄ると聞いた2-1号も同行していつもの二人でお出掛けです。

2号としては必要な物を揃えるだけなら1時間もかからないと思っていた外出でしたが、他にも行ってみたいお店があるという2-1号の要望に応える形で立ち寄り箇所の追加です。

結局、100均の他にハードオフとワークマンにドン・キホーテ、そしてスーパー2店舗に途中ガストのランチまで含めて3時間以上の長時間コース（笑）。

歩き回ってヘロヘロな2号は、帰宅後お昼寝してから夕食を作ると2-1号に宣言して、リビングのソファーで爆睡してしまうのでした・・・。

食材次第で何とかなるものだと思ったコース料理

『4時半だけど大丈夫？』と我が子に声を掛けられ目覚めたおとーちゃんの気持ちは、終電で降りる駅を乗り過ごしたサラリーマン（笑）。

休日でも19時半には夕食を済ませたいと言っている2号嫁の言葉が思い出されます。

この時間からオードブル2品と魚料理、肉料理、デザートのコースで、手間を掛けた料理を仕込むのは困難でしかないと呆然とする訳です。

しかし、既に調達してしまっている食材を無駄にする訳にもいかず、頭の中に用意していたレシピを急遽変更。なるべく手数を掛けずに時間勝負できる内容に組み替えて調理スタート。

前回のXmasディナーでは魚のアラから出汁を取ったソースが好評でしたし、その前の2号嫁誕生日では2-1号が初めて食べる鴨のローストオレンジソース。そして昨年の2-1号誕生日は有頭エビのアメリケーヌソースと多少なりとも手間の掛かる内容でお祝いしておりました。

ですが、今回はソースや調理に割ける時間がほぼありません。時間的に、食材の切込みや下処理だけをしたら直ぐに調理しないと間に合わない。

時短コース料理でバースデーディナー

本当に助かったのは、多少見栄えの良い食材が多かった事（笑）。

牡蠣やサザエは、殻を盛り付けに添えればそれらしく見える。100均で仕入れた200円のストレートプレートは、黒い石の素材なのでそれだけでもオシャレに見えなくもない・・・あとは何を乗せるかの問題のみ。

美味しい食材は塩さえ間違えなければ不味くならない

その信念の元、時短最優先で割り切って提供させていただいたコースがこちら。

味付けは至ってシンプル。

あとは盛り付けで何とか誤魔化すしかないと100均で買った石のお皿以外にも、普段あまり出番のない特徴的なお皿を用意します。素材のビジュアルにも助けられて見栄えはギリギリ整ったかなと思えるライン。

そして、お味は基本スペックの高めな物を調達していた事で、ほぼ焼いて乗せるだけの調理でもそれっぽく仕上がっていました。

肉料理以外では塩・胡椒・バター・オリーブオイル以外はほぼ使っていないという、ガチの素材勝負（笑）。

唯一肉料理だけはソースを別途用意。

赤ワインとバルサミコそしてバターでそれっぽい味に仕上げ、仲良く並べた鴨と牛に掛けて提供。それでもソースだけなら調理5分程度の簡単レシピ。

・・・食べ終わってから、鴨と牛にはスライスのガーリックを入れるつもりだった事を思い出したり、ブルギニヨンにパセリを入れ忘れたと気づくなど、多少のガッカリを味わされる事になりつつも、何とか時間内に提供する事が出来て一安心。

さて・・・次回の出番は2号嫁の誕生日か（笑）

おしまい