『のし台』のリフレッシュは電気かんなで瞬殺でしょう

『のし台』のリフレッシュは電気かんなで瞬殺でしょう

年代物の『延し台(のし台)』の補修に手を出してしまいました。

前週、こね鉢の補修を開始した2号出ですが、セットで使っていた延し台も当然かなりの年代物。ネズミにかじられた痕もあちこちにある愛すべき存在です(笑)。

いくらこね鉢を補修しても延し台が無くては、最終目的の手打ちそばを打つことは出来ません。そこで、粉まみれ、噛み痕まみれの延ばし台もこね鉢の塗装の合間に補修する事になったのです。

補修の段取りは単純明快で、古く、汚れた部分を削り取るのみ!

作業としては電気かんなで表面を削るだけなので瞬殺!・・・のハズでした(笑)。表面の汚れのみ落としてDIY用の電気かんなを一気掛けた2号ですが、その3分後にちょっぴり後悔する事になったのです。

メンテナンスをサボっていたDIY用電気かんなさん起因。

電気かんなのフロントベースが微妙に傾いていたので、左右の削り深さが異なったのです。

それに気づかず実施した事で並べて削った表面には、縦方向に目立つ段差が何本も出来てしまったではありませんか。。

更に面倒くさがりな2号は、刃の設定をそこそこ深くしていたので最悪です。

修正を試みて、エアツールのサンダーを使い120番のペーパーを掛けてもびくともしません

結局、もう一度、電気かんなを掛けるのが一番の近道と考えた2号は、最後の切り札として大工さんから頂戴した年代物の電気かんなを使ってリカバリー作業を実施。

結果的には、これが功を奏し、かんなの跡は見えてもその後のサンダー掛けで気にならないレベルに補修可能となりました。

後は、経年劣化で入っていたヒビと虫食いをボンド(食器等対応のやつ)と木屑で埋め、乾いた後にもう一度サンダーを掛けて仕上げれば何とか使用に耐えそうだと一安心です。

流石プロ仕様の電気かんなは一味違うな、なんて一服しながら延し台を眺めちゃいます。

え、なんで最初からプロの道具を使わないんだ?・・・重いんですよ。めっちゃ。

DIYでよく見かける電気かんなは2~3kg程度の重さであるのに対して、プロ仕様且つ年代物である電気かんなは、なんと8kgオーバーの重量級。

その分、パワーと安定性が段違いなのは間違いないんですけどね。

収納場所から引っ張り出して、調整、そして使用という段取りをサボりDIY用の小型電気かんなで大丈夫と考えた2号の失敗でした(笑)。