毎年の事ですが、稲刈りの季節がやって来ました。
昨年は、中古で買ったコンバインが機能せず、先代(も中古w)のコンバインで稲刈りをしていたじーじ。今年の稲刈りでは快調なのかと思いきや、やはり中古農機なだけあって万全とはいかない様子。
とは言え、2号が子供の頃に経験した、はざがけ天日干しで収穫していた作業と比べれば時間も労力も段違いに少なく、田植えと比べても負担は少なったもんだと改めて実感。
稲刈りで大忙しと思っていた2号にはちょっと肩透かしでもありました。そんな今週の週末田舎暮らしです。
のこぎり鎌を目立てするよ
土曜の夜にばあばの家に泊まっていた2号と2-1号。
翌日の朝、ばあばから渡されたのこぎり鎌を見ると刃は丸まり錆も酷い状態で思わず笑ってしまう程。
刃物が研げないばあば。
2号が子供の頃から、刃物研ぎはじーじの役割だったものの、最近ではいちいち文句を言うじーじに頼むがストレスなのか2号が専属の研屋さんと化しています。
研いでくれと依頼をされる事もあれば、今回の様に渡された刃物が絶対にそのまま使えない状態で、必然的に研ぐ必要が生じる事もあったり。
大昔に飲食業に携わっていた2号が、切れない刃物は我慢できなくなって勝手に研ぐという性質を熟知しているかのようです(笑)
包丁などであれば、面倒でも砥石を使って研ぎますが、鎌や野菜収穫用の刃物は件数が多いので研ぐと言うよりグラインダーで削ってから軽く研ぐことが殆ど。
ただし、のこぎり鎌に関してはそういう訳にもいかないので、結局ミニルーターにダイヤモンドカッターを付けて目立て。
計2本をざっくりと研いで農作業スタートです。
じーじとばあばの田んぼ
じーじとばあばの田んぼは、さして広い訳ではないので米農家さんと比べれば本当に少ないレベル。
収穫したお米も自宅と親族(主に子供たち家族)で消費する分くらいなのです。
昔は田んぼだった場所も30年以上前に宅地化されて、今では田んぼのすぐ脇まで住宅が迫っている場所もあります。
逆に、集落のはずれにある開発から完全に取り残されたエリアは、三角形やら変形した土地がそのままに機械を入れるにも苦労するような場所も多い。
そもそも田んぼが少ない地域だからか、いまだに水路を使って水を引くようなじーじとばあばの田んぼ。
中途半端な田舎の片隅で時代から取り残されたこの場所が、何となく落ち着く2号ではあります。
稲刈りが暇で林業再開
そんなじーじとばあばの田んぼでもコンバインが変わった事で大きく変化もありました。
去年までのように、収穫されたお米が袋に入るわけではないので、コンバイン→袋→乾燥機という工程が無くなり大きく省人化が進んでます(笑)
挙句の果てには、乾燥機のご機嫌も悪いので、刈った米を入れる量もセーブしなくてはならない始末。
はい。暇なんです。
2号とばあばは、朝に目立てをしたのこぎり鎌でコンバインの入れないスペースを手作業で刈って回りますが割と直ぐに終わり、暇を持て余している状態。
前日2号に怒られて終日手伝いを言い渡された2-1号は、雀追いの糸を回収する程度の小一時間でお手伝い終了。
2号に関しても、この日の稲刈り自体はほぼAMで終了して、後は乾燥機周りの手伝いと段取り位。
結局、午後には自分の遊び場で、少し資材を切った後、前週からスタートした旧豚舎のカエデ伐採を再開した日曜日でした。
あ、カエデ伐採はほんとキツイですが。。。
おしまい