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フライって難しい?

フライフィッシングは難しそうってよく言われます。実際、難しいのかも知れませんが、きっと未経験者の方が思うほどではないはずです。

例えば、管理釣り場等でニジマスを相手にフライで挑むなら、フィールドや時期にもよりますが20分も練習すれば釣れるようになると思います。

要は、毛ばりを魚のいる所に投げる事が出来れば大丈夫って感じですので、初めてのチャレンジでも管理釣り場なら比較的容易ではないでしょうか。

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釣り経験ゼロのフライフィッシングは本当に難しいのか?

20分の練習で釣れますよと書きましたが、いきなり川幅の狭い草木の茂る渓流でロッドを振ろうと思ったらかなり厳しいです。あちこち引っかけるし、思い通りの所に毛ばりを落とすなんて不可能に近いはずです。

という事で、初めてのフライフィッシングは経験者と同行してもらい、一度管理釣り場でチャレンジしてみる事をお勧めします。

管理釣り場のようにある程度バックスペースが取れて、確実に対象魚がいる事の判明している場所なら難しい事ではありません。もし淡水での餌釣りやルアー釣りを楽しんだ経験がある方なら、楽しく過ごせる事になるはずです。

では、全く釣りの経験がない方ではどうでしょう。その人が、釣り好きになる資質を持っている方なら、ルアー釣りよりも簡単にのめり込むだろうというのが2号の考えです。

その理由は、単純でルアー釣りより沢山釣れるから。

特に管理釣り場などでは、フライフィッシングはルアー釣りより確実に数が釣れます。

なぜなら、そこには確実に魚がいるのが解っています。

全くの未経験で自然の中で釣りに挑んでも、釣れる魚がどこにいるのかを見抜く事は難しいかも知れませんが、管理釣り場ならその心配が少なくて済むからです。

そして比較するなら、餌釣(釣法にもよりますが)、フライ、ルアーの順で釣果を得られるという感覚です。

当たり前ですが、釣り人の経験やスキルとその時の条件が大きく影響するものの、経験の浅い同一人物が管理釣り場のようなフィールドで実釣したら、ほぼ確実にこの結果になると確信してます。

フライフィッシングでは、釣りをする時期にその魚が食べている昆虫に似せたフライを使う事をマッチザハッチと言います。フライに限らずルアー釣りでも餌釣でも時期やフィールド、天候によって魚に人気の餌が異なります。

それでも、ルアーと比較すれば、フライの方が割と出鱈目な選択でも釣れるハズ(笑)。ぶっちゃけルアーの方がマッチする疑似餌(ルアー)を探すのが難しいですもん。

特に人気の管理釣り場では、先行者や周囲のアングラーと使用ルアーが被れば、一瞬でお魚さんがスレてガン無視されること間違いなしですよね。

その点では、フライの方が確実にスレ難いです。
まぁ、そもそも全く食い気が無くなる程コンディションが悪いなんて時もあると思いますが・・・そ。

ただ、対象魚のコンディションに合あった食いつきの良いルアーとフライで勝負をした場合には、ルアーが圧勝するかと思います。それは、ルアーの方がキャスティングが簡単、且つ無駄な動作が必要ない分、多く投げられて取り込みも早い為です。

しかし、総じて比較したら確実にフライの方が成果がでます。

管理釣り場でも、魚がスレて難しいコンディションの場所が多くあります。2号も初心者さんと同行して、ルアーで全く釣れずに残念な思いをしてます。期待に胸を膨らませた初釣行がボウズだったら、心が折れそうになるだろうと思うんです。

思うようにラインをコントロールするには多少の練習は必要かも知れませんが、少なくともフライの方が釣果が出やすいぞって事でフライは初心者さんにも向いているというのが2号の考え。

管理釣り場で、経験ゼロから初めての一匹を求めるならフライフィッシングの方が簡単という事になります。

2-1号とフライフィッシング

11月末頃に群馬の管理釣り場に行った時の動画。
水温が低かったのでルースニングといわれる水中を漂うニンフフライを使った釣り方をしています。

この日、初めはルアーで釣っていた2-1号。前日から急に寒くなったようで、活性が落ちていたニジマスさんに大苦戦。ついでに本人も寒くて自分のパーカーの上に2号のやつも重ね着スタイル。

釣り始めから4時間位いて釣果ゼロ。それを見かねて「フライ投げてごらんよー」と2号の道具を貸して簡単に投げ方を教えてあげます。

バックスペースやラインが絡まないように気を付ける部分は注意しますが、2-1号は教えて貰うのが苦手で、直ぐに行動したくなるタイプ。そして、失敗するんです。

それを解っているので注意点以外は「このくらい竿を立てて、そのまま前に降り出せばいいからー」って、ほんとそんな感じです。

キャスティングの種類はいくつもありますけど、小規模な渓流や管理釣り場なら取りあえず5mも投げられれば釣りになります。その為にぶんぶん振り回す必要はないので、釣れることが解っている管理釣り場ならまずは釣って欲しいって思うんです。

難しい事、技術的な事はその後でも間に合います。
フライが楽しいなって思えれば、後からキャスティングについても自分で見直して、考えるようになるもんです(笑)

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経験者さんもフライフィッシング

だったら経験者はどうなのさって言いたくなりますよね。2号世代やそれより若い年齢層の人ならバス釣り経験者さんも結構いる事と思います。経験者さんなら共感頂けると思いますが・・・

トップウォーターって気持ちよくないですか?

水面を引いているルアーにガバッと飛び出してくる瞬間は、大興奮ですよね。バス釣りでも一番好きな釣り方でした。2号がフライに傾注している理由の一つがここにあります。

一部の時期を除けば、2号は水面を流すドライフライをメインにした釣りが好きなので、バス釣りで言えば主力がトップウォーターな訳です。

それに加えて、キャスティングも魅力です。タイトなエリアにふわっと毛ばりを着水させる行為自体が面白いって感じです。

他の釣りでも狙ったポイントに投げ込めた瞬間は「よしっ!」って感じになりますよね?狙いを定める予備動作があり、振り出した後に行方を見守る滞空時間を経て着水するフライは、その感覚が特に強く感じます。

おっさん臭い釣りって言われる事もあるフライフィッシングですが、経験者さんなら納得の魅力は疑う余地もないでしょう(笑)。

難しそうとか、おっさん臭いとかって独特のタックルとかフィッシングベストやウェーダーなんかの見た目から来るイメージもあるんですかねー?

まぁ、ユーザーのほとんどがおっさんだって事は事実なんですがね(笑)。

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これから始める人へ一言

釣れるようになるまでは、細かい事は気にしない。

これ、大事です。淡水専門の2号も海釣りが気になる事だってあります。色々な理由からこれまで経験する機会が無かったですが、もし始めるとしたら仕掛けや釣り方など準備と勉強する事が多くて二の足を踏むだろうなって思います。

経験ゼロな上に対象となる魚の種類が多すぎるから当たり前だと理解は出来ますが、やっぱり戸惑いを覚えます。

釣りの経験者が興味を持った場合でも、フライフィッシングは他とちょっと違うんだよね・・ってそんな気持ちでブレーキ掛けていませんか。でもですね、海釣りに比べたら簡単じゃんって思うのです。

独特である分、他の釣りと間違えようがないですよ。最低限必要な事を調べたら、道具を揃えて実釣!その位の気持ちでチャレンジしてもなんとかなるもんです。

それに、バス釣りだって、ロッドの長さとかリールの種類や大き、ラインの種類や太さ、ルアーの種類と使い方って結構考える事がありますよね。

未経験者さんのレクチャーをする時にそんな細かい事気にします?PEとナイロンの違いとか、ベイトリールとスピニングの違いとか懇切丁寧に教えませんよね?

もし聞かれたら「取りあえず、6ft位のロッドにスピニングリールを買えば良いんじゃね」って感じじゃありません?もう少し丁寧に教えても、ロッドはカーボン素材のミディアムかミディアムライト位の硬さで、リールは2500番位のヤツに5・6lbのナイロンラインが初心者向けかもねって。

そして、付け加える言葉が「あまり高いタックル揃える必要はないと思うし、ルアーも絶対無くすから安物で充分だよー」って、少なくとも道具選びに関して2号はそんな適当な感じでした。

ちなみに、シーズンになると2号に連行され釣りに出かける2-1号はスピニングスタイル中心。980円のグラスロッドに2800円のスピニングリールは共にAmazonで購入。2号が中学生時代に使っていた思い出のバスロッドを折って格下げとなりました(笑)。

そして、釣りに行くたびにロストするルアーは、20個で1000円位の金スプーンを適当に塗装してバリエーションを増やして与えている感じです。プラグ系もありますが、無くす危険を察知して広いポンド以外では使わない。

フライも同じなんですよ。他の釣りとちょっと道具が違い釣り人口も少ないので、取り扱い店が少ないっていう難点はありますが、情報化社会の恩恵でネットで全て補えます。

自分がどんなフィールドで何を釣ってみたいか。それだけ決まっていればフライフィッシングのタックルもそんなに迷う事はありません。ただ、実際にフライフィッシングを楽しんでいる人の中には、やはり『フライは金食い虫だ』っていう人もいます。

それ、その人の性質によります。

凝り性の人がフライを始めたら、リアルにその方向に突き進むでしょう(笑)。フライを投げる距離や狙う魚のサイズによって、ルアー以上にタックルの組み合わせに気を使うのは事実です。

主として、ロッドとラインの違いが影響するので、それに伴いリールのサイズも変わったり。ラインの種類が無駄に多い上に、ルアーのPEとナイロンの違いどころじゃなく機能も違うので欲しくなったりします。

でも!

2号みたいに小規模渓流~管理釣り場のポンドまで、ほぼ同じタックルで押し通す事も可能です(笑)。

疑似餌であるフライも4種類くらいしか用意しません。実際に毛鉤は自分で巻くので、そのツールと素材は購入してますが・・・一度買ったら数年もつので年あたり3000~5000円位のコストに収まってるハズ(不安)。

バス釣りでも海釣りでも同じようにお金は掛かるのでこだわらなければ、フライが特に金食い虫だと思った事は無い位です。

思い込みでハードルを高く設定しちゃうくらいなら、まずは投げてみる事をお勧めしたい!
そんな釣りです。

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