ニホンミツバチの週末養蜂を始めようと思い立ち、巣箱の製作を開始して材料の調達から巣箱の設置まで実際に掛かった日数は実稼働で4日程度。
『予算』と『じーじとばあばのお手伝い農業』という2つの課題をクリアして、巣箱の設置まで何とか完了。
途中、制作過程においてもいくつかの問題が発生したりと例によって一筋縄ではいかなかったなぁと感慨もひとしお。
しかし!
当然、勝負はここからな訳で、想定では設置から6週間程度の5月中旬までに是非とも日本蜜蜂さんに2号の巣箱に入居頂きたいと願ってやまないのです。
DIYと採集を楽しめるのが養蜂なんだな
実は、蜂蜜をそれほど食べる機会の無い2号(笑)。
しかし、2-1号はトーストやパンケーキなどに良く使っているので、一般的なボトルで売っている蜂蜜は自宅に常備されている気がします。
『蜂蜜ってそれほど欲しないんだよね』と言う2号に『だったらなんで養蜂始めようとしてるの!!』と2-1号、2号嫁から同時に突っ込まれたのは言うまでもありません・・。
2号の動機は以前の投稿に書いた通り、巣蜜と蜜蝋を採取したかった事。
そして、蜜蜂を呼ぶ行為のわくわく感。
釣りや昆虫採集も同じ感覚で、自分が作った巣箱に自然の蜜蜂を呼び込めるって楽しそうというのが一番の原動力なわけです。
そう。
巣箱を作るというDIY的要素と採集という要素の二つが同時に得られる、2号にとっては素敵な行為が日本蜜蜂の養蜂なのです(笑)。
材料の調達から約4週を掛けて製作した2号の日本蜜蜂用巣箱。
正直、まだ入居頂いていない現段階では、製作した巣箱に問題があるのかそうでないのか、それすらも分からない状態。
仮に入居したとしても真夏の暑さや真冬の寒さから、入居後の日本蜜蜂さんを守れるかも定かでないのは言うまでもありませんが、後ほど別の投稿で巣箱製作について改めて投稿したいと思います。
完成した巣箱を設置するぞ
何はともあれ、週一日しかないお休みを使って何とか製作した巣箱。
完成したのは3月の最終日曜日。
実は、2号としてはかなり焦っていたんです。
何故かと言えば、事前の情報収集を兼ねて全国の分蜂の様子がタイムリーに確認できるアプリをスマホに設定したた2号の元には、完成の前週頃からちらほらと関東での分蜂報告が入って来ていたから。
初めての養蜂で巣箱設置から実際の分蜂群が入居されるまでのリードタイムが分からない事もあり、少しでも早く設置して蜜蜂さんたちに巣箱の存在を知って欲しいと思っていました。
その為、巣箱が完成したこの日、雨だというのに巣箱の設置を決行です。
完成した巣箱は全部で3つ。
本当は旧豚舎及びそこからつながるぶーちゃんばあばの畑に2つ、そして少し離れたところにある通称『養豚団地』に1つ設置しようと思っていた2号。
養豚団地は、2号の実家と周辺の養豚を営む計4軒で共同運営していた出荷前の豚さんを飼育する豚舎ですが、既に3軒は廃業している為、騒がしくもなく敷地内には緑も多いので畑以外の候補地として目星をつけていたんです。
しかし、朝からの雨は夕方になってもやむ気配もなく、さらには刻一刻と帰宅時間が迫っている事もあり、結果的には製作した3つとも畑に連なる旧豚舎周辺に設置する事に。
『まだ巣箱作ってたんか?なに!3つも作ったん?』などと軽口をたたくじーじに軽トラを借りて、巣箱を積み込んで設置場所へと向かって作業開始。
現地に着いていざ設置作業を始めると、やはり雨が作業の妨げになり効率も悪くイライラが募りながらもなんとか完了。
雨の影響を受けて当初の想定と異なる作業方法で設置した巣箱は、期待した安定感を得られなかったものの時間的、天候的にこれ以上の作業は難しいと考えて暫定配置の状態で作業終了。
巣箱には、内部に蜜蝋と誘引液を塗り、巣箱の外にも誘引剤。
ただし、市販の日本蜜蜂用誘引剤は予算の都合で一つだけ(笑)。それとは別に、既に養蜂をされている方がヤフオクで販売していた誘引液。
誘引液(蜂の巣の絞り汁的な)は栄養ドリンクの空き瓶の中に入れ、蓋に穴を開けて設置してとりあえず様子を見る事にしました。
実家周辺の分蜂実績から、過去のデータでは4~5月がピークとなりそうなので、4月中はこの場所で様子を見てみたいと思います。
・・・ダメなら場所移動も考えねば。
おしまい