レンタル畑の料金ってどのくらい?安く借りるには?

畑・農園を借りるレンタル畑は、月極料金として民間で運営されているサービスも多くなってきました。

都内や三大都市圏だけでなく、埼玉や千葉などを含めて市街地周辺場所に多く見られると思いますが、実際のレンタル畑の料金は月間3,000円~7,000円程度が主流、そして大都市圏では10,000円を超える事もあるようです。

民間運営のレンタル畑やレンタルファームは、実際に畑を借りて趣味としての家庭菜園を楽しむのに適したメリットも沢山あります。

逆に、使用料金をリーズナブルに抑えるなら公営の市民農園という選択肢もあります。

以下のコンテンツでは代表的な運営やルールの違い、利用条件の違い等で比較してみたいと思います。

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レンタル畑は民営と市民農園どちらが良いの?

結論から言うとどちらが良いというのは難しいかもしれません。

どちらの場合もメリットやデメリットと感じる部分、魅力的に感じる部分が異なるからです。

運営やルールの違い

民間のレンタル畑

  • 民間のレンタル畑は、一般的に民間の企業や個人が所有し運営され、地域住民以外にも広く開放されています。比較的都市部に近い場所で運営され、申し込みはHP等を通じて行われる事が一般的で、WEB上で公開されている情報は豊富、また見学会や説明会も積極的に行われています。

市民農園

  • 市民農園は自治体や地方政府が所有又は管理。市民農園は地域社会のために提供され、非農業従事者である市民が使用対象となり、住所地などにより申し込みに制限があるなど、運営やルールは地方自治体によって決められます。また申し込みは、各自治体のHPや行政窓口である事が一般的です。

民営のレンタル畑・レンタルファームは常に最新の情報が掲載されているのもメリットでしょう。空き状況や新規開設の農園などをインターネット上で簡単に確認、申し込み可能でもあります。

対して、自治体の運営する市民農園では、多くの場合で自治体の担当課が受付窓口となっていますので電話やメールでの案内と窓口での手続きが多く申し込み先が分かりにくい場合もあります。

設備やサービスの違い

民間のレンタル畑 

  • 管理施設が充実し、器具の無料貸し出しや保管場所の設置。またアドバイザーが配置されるレンタル畑も多くあります。時には同じレンタル畑のサービスを利用されている方同士に向けたイベントや情報交換会等も開催されるなど活発な動きがあります。

市民農園

  • 自治体や用意される市民農園の場所によって開きがあります。同じ自治体でも全ての市民農園が同じ設備やサービス(アドバイザーや散水設備等)であるとも限りません。気になる場合は、申し込みをする前の現地確認をおすすめします。

民間と公共のレンタル畑で、料金以外の面で最も特徴の出る場所が施設とサービスに関わる部分でしょう。アドバイスやレンタル農具等は初心者の方には強い味方である事は間違いありません。

料金設定の違い

民間のレンタル畑

  • 月極で3,000~7,000円である事が多く、大都市圏では10,000円を超える事もあります。地価がそのまま利用料金にも影響していると言えるでしょう。

市民農園

  • 年間の利用料金は、一万円以内である場合が多く、人口の多いエリアであったとしても公営の市民農園は、民間のレンタル畑の料金と比較すると低コストで利用しやすい印象です。

民間のレンタル畑は、恵まれた立地やサービスがある代わりに利用料金では、自治体の運営する市民農園とは大きな開きがあると言わざるを得ません。自治体の運営する市民農園・貸し畑では申し込み手続きの実で使用料金無料の畑もある程です。

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レンタル畑・市民農園を探す

下記のリンクより、農林水産省公開データを元にした都道府県別の市民農園・レンタル畑の検索が可能です。

  地方区分  都道府県
全国全国の市民農園
北海道・東北北海道青森県岩手県秋田県宮城県山形県福島県
関東茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県
中部新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県
近畿三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県
中国鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国徳島県香川県愛媛県高知県
九州・沖縄福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県
各都道府県名をクリックするとエリアの市民農園一覧が表示されます

※本サイトの掲載データは 『全国日帰り市民農園一覧(令和3年3月末時点)』を加工して作成しています。
 (出典:農林水産省  https://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/tosi_nougyo/s_riyou.html)

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