余った大根やしなびた大根を漬物として有効活用される人って結構いるんですかね?
賃貸マンションのベランダで大根を丸干しして醤油漬けを作った2号。大根の醤油漬けは昨年に引き続き2回目。
11月の中旬過ぎに約10日干した大根の漬物を作った。醤油とお酢にザラメと唐辛子で味付けしただけのシンプルなレシピ。
冬になるとじーじとばあばから畑で収穫した大根を貰いますが、3人家族ではそうそう消費しきれずに余った大根が発生します(笑)。
自宅冷蔵庫の中身を把握していない2号。
『野菜もってくか?』と言われると感覚で貰ってきてしまうので、自宅に帰ると冷蔵庫に余力がないってこともしばしば。余力があっても食べきれずに冷蔵庫の中でしなびた大根になってしますなんて事もあります。
そんな理由で作られるようになった丸干し大根の醤油漬け。
でも、2-1号には割と人気で『また作ってよ』と言われてほくそ笑んでる2号です。
大根が余ったら丸干ししてみよう
生まれた時からちび助な2-1号。
食も細く2号嫁はかなり悩んでいた様子。2歳か3歳くらいの頃に『ぶーちゃんばあばの家で食べた漬物が美味しかった』と言っていたらしく、我が家でも2号嫁が作っていた記憶があります。
それから約10年が経過した現在もやはり2-1号は大根の醤油漬けが好き。
TOPに上げた画像のようにぶーちゃんばあばの家では、昔から冬になると大根をよく干してました。
2号の祖母である大ばあばも切干やら丸干しやら大根を干していた気がします。
そして去年、はじめて醤油漬けを作った2号。
元々飲食にいたので、今でも調理は好きですが漬物は未経験だったものの、何とかそれらしい物ができました。
今年も寒くなったら醤油漬けを作ろうと思っていた2号でしたが、思いのほか出番が早かった訳です(笑)。
今年の11月も半ばを過ぎた日曜日。
貰って来た野菜の中にあった大根を冷蔵庫に入れようとしたら、既に1本と半分が野菜庫に鎮座。
日中は未だ20度の気温を行ったり来たりの状態であるものの、物は試しと洗った大根を麻縄で吊るしてベランダへ。
ちなみに、干していた期間の最高気温は計10日の内、20度を超えた日が2回。13度が一回で、それ以外は15度から18度ほど。
一日だけ午後から雨が降った日もあり濡れた箇所は、念のためキッチンペーパーで水気を拭き取りそのまま放置。
2-1号が子供の頃に嫁が作ったのは、スライスしてから天日干しにして漬け込むタイプ。
当然、水分が抜けるのも早く、醤油漬けにするまでの時間は段違いに早く、お味も全く遜色有りません。
しかし、2号は大根が余ったら丸干しで作りたくなっちゃうから不思議です(笑)
丸干し大根の醤油漬けレシピ
なんで丸干し?
2号嫁にも聞かれますが、理由は単純で徐々に水分の抜けていく大根を見ているだけでも楽しいなと思えるから。
醤油漬けそのもののレシピはスタンダードな配合で下段に記載させていただたような感じ。
大根は、葉の部分だけおとして丸ごとよく洗った物を風通しの良い場所で干します。
ちなみに、干す場所は日陰でなく日の当たる場所。日当たりが良くないとダメという事は無いようですが、風通しが良いのは絶対条件。
気温と大根その物によりますが、漬け込みを開始できる目安は、一週間から二週間干して最低でもしなびた大根が手で曲げてくの字になるくらい。
冷蔵庫でしなびさせてしまった余った大根も漬物として有効活用として使えるのかも知れませんね(事前の衛生管理は必要だと思いますがw)
醤油漬け大根 作り方
- 大根一本
- 醤油 200㏄
- 米酢 200㏄
- ザラメ 300g
- シシトウ 2本
味付け
- 鍋に大根以外の材料を入れてかき混ぜながら一煮立ち
- 沸いた時にザラメが溶け切っていなけば良く攪拌して溶かします。
- 沸いたタレを火からおろして、薄切りにした一本分の大根を投入
- 熱が冷めたら容器に入れて冷蔵庫。48時間もすればおいしく食べられるようになっています。
■天日干しと気温
丸干し大根の天敵は気温と室温。適温は10度以下と言われますが、カビが生えたり腐ったりしなければ、2号が作った時の様に15度前後でも作れます。