コンバインのクローラーが切れたから

9月後半になりじーじとばあばの田んぼも収穫開始!

10月第一週は収穫の真っ盛りです。当然、2号も日曜日には稲刈りのお手伝い、そして籾摺り、出荷と忙しくじーじとばあばの家で過ごしています。

たった一日このことでも、普段のデスクワークとは全く違う野良仕事。楽しくもあり、きつくもありという感じの2号です。

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クローラーが切れちゃった

本年2度目の収穫手伝いの日曜日。

宅急便の業者さんに出荷分の玄米を持ち込んで帰った2号は、じーじに田んぼで手伝いがあると声を掛けられ軽トラに同乗。

現地に着くと、コンバインのクローラー(キャタピラみたいなやつね)が田んぼの中でちぎれてる(笑)。稲刈りの途中で、じーじの古いコンバインのクローラーが切れたらしい。農機具屋さんに頼んで、コンバイン自体には新たなクローラー取り付けることが出来たけど、切れた方のクローラーはそのまんま。

廃棄料がかかると聞いて、自分で切ってゴミ出しをしようと手伝いの2号が来るのを待っていたじーじ。

田んぼの中に軽トラで乗り込んで、二人で荷台に切れたクローラーを運びます。

金属製のキャタピラーという訳ではありませんが、分厚いゴムでできているクローラー。内部はワイヤーが編み込まれ、コンバイン本体の車輪の溝を通る部分は金属製。

要は、結構重たいんです(笑)。

前日の雨でやや滑りやすい足場の田んぼで、何とか二人で荷台に積載完了。そして、いざ動き出そうとすると軽トラが進まない。

滑りやすい田んぼの地面で、駆動輪が空回りです。4駆の軽トラが別に使われていたので、2駆の軽トラだったのが原因ですが、2号が後ろで押しても変わらない。

こんな時にはトラクターの出番です。

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軽トラを救出せよ

何十年、もしかしたら100年以上も前から殆ど整備をされていない田んぼ道。

軽トラ一台がギリギリ通れる程度のその道は、ほかの農家さんと軽トラですれ違ったりするのにも一苦労。道じゃなくて、待避所代わりの草むらに軽トラを止めてすれ違う。

そんな場所なので、田んぼに軽トラを落とすことだって日常の事。その場合、2輪駆動の軽トラだった場合には、ほとんど脱出不可能です(笑)。しかし、地元民は慌てません。

テクテク歩いて自宅に戻り、トラクターに乗って戻ってきます。

水を張った田んぼの中でも力ずよく進むトラクターです。水のない田んぼなんて舗装道路よりお手の物。ワイヤーを繋いで引っ張れば、田んぼから軽トラを引き上げるくらいは難なくこなしてくれるのです。

トラクターにじーじが乗り、軽トラのハンドルを2号が預かる。

2号的には、スタックや田んぼの段差よりも、容赦なくトラクターで引き回すじーじのハンドルさばきの方がドキドキだったのは内緒です(笑)。

おしまい