中学生の週末自転車50㎞の遠出走行とメンテナンス

中学生になると自転車での移動距離が一気に伸びませんか?そして夜間も自転車に乗るようになったりと親としては心配な面も。そんな我が家の様子と遠出に使われるようになった自転車のメンテナンス風景です。

最近、中学2年の2-1号は自転車で長距離移動するのがマイブームの様子。

元々は塾や友達の家に行ったりする際のご近所利用のみだった自転車が、気が付けば長距離移動の友として活用されています。

実際にどのくらいの距離を自転車で移動しているのかと言えば、現在の最長がじーじとばあばの家までの約53km、そしてこの投稿で紹介するのは自宅から約30km離れた国営武蔵丘陵森林公園まで。

普段、全く運動をしない息子が自転車で遠出している様子は、健康面で好ましいと思いつつも実はちょっぴり心配しいている2号と嫁様です。

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自転車で行けばいいじゃん【長距離走行の切欠】

毎週毎週、飽きもせず土曜の夜になるとじーじとばあばの家に泊まりに行く2号と2-1号。

宿泊メインになってから約2年。それ以前の小学生時代も3~4年間は、二人で毎週日曜日にじーじとばあばの家を起点に我が物顔に遊び惚けていた訳です。

現在でも2号は殆ど土曜も出勤なので、中学2年生の2-1号は昼の間はやや暇を持て余す生活。

本当なら、友達とネットを繋いでゲーム三昧と言うのが理想なのでしょうが、当然、常にそうしている訳にもいきません(笑)。

他の記事でも紹介していますが、ある夏の終わりの土曜日にじーじとばあばの家に自転車で向かおうと出発した2-1号。

休憩ナシなら3.5時間の道のりをブックオフやらメガドンキやらに道草しながら6時間近くかけて到着したのでした。

その際の切欠が『暇で運動不足だったから』という理由。

2号が土曜出勤を終えて返ってくるのを待っている位なら、寄り道しながら自転車で行けばいいじゃんという興味本位の考えが浮かんだらしい。中学2年生ど真ん中の2-1号、まさに中二です。

そして、ほぼ帰宅部に近い怠け者の中学生でも、50kmを走破した達成感と周囲の大人たちが驚いている様子を目の当たりにして気分が良かったのかも知れません。

帰りは2号が車に自転車を積んで運んでくれる事で往路だけ自転車の為、その日から翌週以降も続けて土曜日は自転車でじーじとばあばの家に向かうようになりました。

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自転車の遠出【50km】で思ったらしいこと

この日2-1号が寄り道した池の側を通る道

『同じ道でじーじとばあばの家に行くのって一本道だから飽きてきたな(笑)』

自転車で行くのも一度だけだろうと思っていた2号の予想に反して、それから連続で走破する2-1号。数回目の往路を終えた時に発したこの発言。

確かに、2-1号がじじばばの家に行くために走っているのは一本道の国道。それこそ、自宅周辺で国道に出てしまえば、後は一度曲がるだけで目的地なのです。

多少ルートを変えても基本的には国道に戻る為、代り映えしないというのは仕方のない事でもあります。

移動しながら、お店で昼食を取ったり、あちこちの店を訪問していたものの3週も連続で同じ道を通れば、目新しさも無くなって来たようで、3回目の走行が終えたあたりから・・

『他に自転車でじーじとばあばの家に行くルートってある?』

などと聞いてくるようになり『あるけど君のペースじゃ無理だなw』と返していた2号。

しかし、その時のやり取りから荒川を越え迂回して群馬方面を目指すというルートを検索していたらしく、ある日の会話で次の土曜日計画と共に父に依頼をしてくる2-1号。

2-1号:
 俺、今週は国営武蔵なんちゃら森林公園ってとこに行くから、仕事終わったら迎えに来て!

2号:
 は?なんで?・・ちなみに国営武蔵丘陵森林公園な。

2-1号:
 そーそーそこ。自転車で行って、遊んでるから仕事が終わってから迎えに来てくれれば、じーじとばあばの家に行くのに丁度良いでしょ?

2号:
 そこは『国営武蔵丘陵森林公園に行ってからじーじとばあばの家に行くよ・・』って言うとこじゃないん?

2-1号:
 それじゃ向こうで遊んでる時間ないじゃん!!

なんと身勝手なスケジュールを押し付けてくるのでしょう。

そもそも、国営武蔵丘陵森林公園を訪れる多くの人がメインに据えるのが森林の中のサイクリングです。

国営武蔵丘陵森林公園は304ヘクタールの広大な丘陵を対象とした国定公園で、ところどころにアスレチックや広場、プール、花畑などが点在し、それらをサイクリングしながら楽しむ・・・それが正しい楽しみ方だと言っても過言ではありません。

2号も小さき頃にじーじに連れて行ってもらった記憶があります。

そして、国営武蔵丘陵森林公園のサイクリングコースは全長17km・・・2号の家から森林公園までは30kmとちょっと。

約2周分の距離を自転車をこいで公園まで行って何を遊びたいのか・・・と理解に苦しむ部分がありながらも、普段は自主的な運動などしない我が子を鍛えてくれる自転車走行に水を差したくもないとしぶしぶ承諾するのです。

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国営武蔵丘陵森林公園までサイクリング

2-1号自転車で初荒川

それから数日、会社で仕事をする2号の元にはLINEを通じて定期的に2-1号が自分の所在で撮影した画像を送信してきます。

『荒川渡ったとこー』『Googleに変な道案内されたw』などを繰り返し、昼過ぎには目的地の国営武蔵丘陵森林公園に無事到着したのを確認。

サイクリングを楽しむための国営武蔵丘陵森林公園まで30kmの道のりを自転車で走破した2-1号。

園内で昼食を食べてから、この日実施されていたキャンプとカスタムカーのイベントに向って、そこで撮影された画像を見ればなかなか楽しんでいる様子。

自転車と2-1号の回収を頼まれていた2号は、閉園時間を逆算し何とか余裕をもって職場を離脱。現地に向かいながら連絡を入れると・・

『早くない?いまから友達になった子と園内のサイクリングに出る所なんだけど!』との返信。

結局、現地で30分待つことにして、ほぼ閉園時間まで満喫した2-1号と合流。車に自転車を乗せて、じーじとばあばの家に向かう2号でした。

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おまけ:自宅で出来る自転車のメンテナンス

2-1号の自転車は、俗にいうママチャリタイプの為、長距離走行を前提には作られていないのではと思います。

そして、自転車は車と違って車検が無いので余計に自主点検が重要だと思うんです。

点検だけでなく、ヘルメットや反射板など安全の為に事前に備える事の出来るものもありますので、可能な限り活用したいですよね。

2-1号が自転車で長距離走行を行うようになってから、じーじとばあばの家で小まめに自転車の状況を確認、WEB等を調べながら2号が行っているメンテ項目はこんな感じ

  • タイヤのチェック項目
    →空気圧のチェック、タイヤのゴムや表面の状態。長距離を乗ると思いのほか空気圧が下がっている事が多い気がしますが、空気を入れるバルブのゆるみ等による影響が大きいかとも思います。
  • チェーンのチェックと整備
    →放っておくとたるんでくる自転車のチェーン。張り具合をチェックするツールもありますが、自転車屋さんのWEBサイトを参考にギヤに巻かれたチェーンを引っ張り、そこにできる隙間の状態を確認してチェックしています。ギヤとチェーンの隙間が三日月型になるのが良い感じ。
  • 各所の注油
    ギヤとチェーンに注油するのは基本ですが、ブレーキワイヤー・鍵・スタンドなどのその他の稼働する部分にも注油。その際、ブレーキ等に油が飛散しないように注意します。

そして、夏が終わり秋を迎えて日が短くなった最近、夜間の自転車走行に備えて用意した物が2つ。

LED付のヘルメットと同じくLEDの搭載された反射板

中学生になり、そろそろ変え時だと思っていたヘルメットは、なるべく目立つLED反射板のついたものに変更。遅い時間に自宅周辺以外を走るようにもなったので、UBS充電式のLEDもついたタイプで当面の間は使用に耐えそうな物。

もう一つは、ソーラー充電可能なLEDのついた反射板(キャッツアイ)を購入しました。暗い場所で動きを感知すると点滅する優れもの。

充電式の物や電池のみで動作する物も見かけましたが、不精な2-1号は気にしないのでは?と考えて、なるべく長く電池が持つようにとソーラーパネルでの充電機能もついたタイプです。

購入後、取付場所が2号の想定と違ったので、じーじとばあばの家で泥除けに穴を開けて取り付けを実施して、反射板2個搭載の自転車に(笑)。

そもそも、我が子に自転車の運転について繰り返し話して聞かせ、自分自身と車両運転者、歩行者に対しての注意喚起する事を忘れずにいたいなと思う2号でした。

おしまい