柿の木の葉が強く色づき始めるこの季節。
今年もゴールデンウィークがやって来て、あっという間に過ぎ去っていきました。
一応、3連休+単発二日の休みを取った2号も家族キャンプでは、30年数年ぶりというバンガローを満喫するなど不満はあれどレジャーも楽しませていただきました。
そして、GWの恒例行事といえば稲の種蒔きであるじーじとばあばの家。
2-1号も小学校に上がった頃から、何らかの形で毎年2号に付き合って手伝っているので、この行事には不満を言わずに受け入れているみたい。
もしかすると作業を開始さえしてしまえば、単純に時間は早く終わるからという理由かも知れませんが・・・。
種もみをまくぞ
機械のセットアップはじーじのお仕事。
用意が終わったらお声が掛かり、この日はバイトのおじさんを含めて6人作業。
作業さえスタートしてしまえば小一時間と短時間の仕事なので、それぞれが受け持ちの場所にスタンバイしてその時を待ちます。
箱に苗床となるマットをセットしたら後は機械に乗せていくだけで、水、種もみ、土がまかれて送られてくる。
正直、6人は多すぎなので半分ほど進んだところで2-1号を開放しても余裕がある状態でサクッと終了。
種のまかれた育苗箱は一箇所に積みその上からむしろとビニールシートを掛けたら、たっぷりと水を掛けて一定の温度に保たれるようにして発芽を促します。
後片付けは、アルバイトとして来ている二人(オジサンと三男の3号)がいれば十分と2号自身も離脱して、自身が木工をする時に使う作業小屋で一休み。
その後、その日の昼ごはん&晩御飯を登板として引き受けて、今年の種蒔きも無事終了とあいなりました。
2-1号の焼きまんじゅうブーム
いつの間にやら『焼きまんじゅう美味いよね~♪』などと言うようになった2-1号。
じーじとばあばの家からそう遠くない場所で『焼きまんじゅう』が買える事を知ると、翌週も自分の分だけ買いに行く始末。
種蒔きから遡る事1日。
GW中のキャンプに行っても『群馬なら焼きまんじゅう売ってるよね??』と騒いでる我が子。
実際、行きがけに通った道では『焼きまんじゅう屋さん』を発見して、大騒ぎしたものの営業時間前で断念(笑)。
ところが、キャンプの帰りになっても覚えていたため、仕方なく本場群馬で購入する事にした2号一家。
駐車場に車を止めお店に目を向けたその時、思いもしない張り紙が2号の目に飛び込んできたのです。
あんこ入り焼きまんじゅう!!
じーじとばあばの家周辺でも焼きまんじゅう自体は、特別珍しいものではありません。2号が知っているだけでも市内で3軒は売っている店舗があります。
屋台やイベントで見かける事もあるので体感的にはもっと身近と言っても良いでしょう。
しかし、子供の頃から焼きまんじゅうに慣れ親しんでいる2号も『あんこ入り』は食べた事がありませんでした。
そのくせ、随分昔の投稿では『焼きまんじゅうにあんこは不要』と言い切った2号は、実は餡入りを食べていないという負い目がありました。
・・・食わねばなるまい。
本場の焼きまんじゅうは如何ほどか
買い出し係の2-1号に『おとーちゃんはあんこ入りね!!』と念を押して待つ事5分。
やって来た焼きまんじゅうが上記の画像。
普段見かける焼きまんじゅうはどこで食べても一串4個。
それがあんこ入りになると3個なんだと新たな知識を身に着けた2号も初のあんこ入りにテンションが上がります。
ちなみに、待っている間に店の様子を伺いに行った2号嫁からは『2-1号の後に入って来たお客さんは10本も買ってたよ!!』と驚いた様子でご報告。
GWで家族が集まった折に買いにきたのかなぁ・・なんて思いながらも本場の焼きまんじゅうに期待が高まる訳です。
そして実食。
・・・2号が持っていた固定観念が間違いではなかったと確認した瞬間でした。
あえてもう一度言います。
焼きまんじゅうにあんこは不要であると!
もしかしたら・・・とも思っていたんです。
2号が想像する事も出来ないような絶妙なバランスで成り立つ甘さとしょっぱさのハーモニー。そして、あんこが入る事で食べ応えも加わるミラクルを。
しかし、2号的には想像通りの触感と風味。
失礼を承知で言うなら、甘さを控えたこしあんが『これって必要?』という疑念を更に大きくするだけの存在となっていました。
確かにあんこが入っている分、ボリューム感は増しますがあんと味噌ダレが互いの主張を抑えあっている・・・そんな感じすら漂う一品となっているではありませんか。
確かに味の好みは人それぞれなので、全否定する必要はありません。
ただ一言。
やっぱ食べなれた焼きまんじゅうの方が好みかも。
おしまい