日曜の貴重な時間を費やす事4回。
遊びで製作していたサワガニ用レイアウトの造形が終わり、実際に設置する事にした日曜の朝。
実家で目が覚め、既に畑に出ていたじーじの所へばあばを送り届けた2号。
最近では、以前のように野良仕事を出来なくなったばあばですが、やはり畑の様子が気になるよう。
健康な状態なら歩いても3分ほどの畑に『乗せて行ってくれ』と頼んでくるばあばに、少しの寂しさを感じながら、雑談を交わして畑までの送迎です。
到着して、じーじの姿を確認してから、畑に並ぶブロッコリーの成長具合を確認してパシャリ。
それから、30分程度車を走らせ比較的近い渓流に向かったのでした。
サワガニさんはどこだ?
前日に雨が降った日曜の朝7時。
何故、朝日降り注ぐ渓流に入ったかといえば、目的はサワガニの採集。
前回採集したサワガニさん達ですが、実は水槽のセッティングが悪く、水温が上昇しすぎてお亡くなりになっていたのです。
それでも、折角モルタルを使ってレイアウトの製作をしてしまったからには、水槽にセットしてサワガニが放たれた様子を見てみたい。
その為には主役が居ない事には始まらず、改めて採集する為に再びこの渓流に戻って来たのでした。
当然、採集したサワガニさんには快適に過ごして頂くよう、最大限の配慮をする事が前提です。
前日の雨で、水量がやや増量し、僅かに濁りも入った渓流。
サワガニを探すには多少悪条件でしたが、ウェーダーを履いて水の中を歩くとそれだけで楽しくなってしまう自分がいます。
増水が無ければ、もっと簡単に採集出来たはずなのに・・・なんて考えながら、朝日が差す渓流の様子をスマホに納め、狙った石をひっくり返していく2号。
途中、何度かヘビトンボの幼虫を引き当て、びくびくしながらサワガニを探す50歳のおっさん。
清々しい朝の渓流に、竿も持たず、ウェーダーを履きながら石を転がし、水生昆虫にビビる事30分。
誰にも会わずによかったなと思いながら、何とか5匹ほど捕獲して帰路についたのでした。
おしまい