自作ランディングネットを仕上げてみた

自作ランディングネットが製作工程の途中でまま止まっているもの多数。

黒柿、楡瘤、紫檀などのグリップが遊び場に放置状態。

長いものだと、どうやら4年は進捗ないままみたいです。

PR広告

ランディングネット製作と2号

写真の黒柿グリップのカーブネットも、過去の記録によると製作開始から3年ほど経過している事が解りました。

グリップを切り出して、フレーム材を曲げ加工し貼り付け。

木固めの下処理を行い、フレームに穴あけ・・・の途中で止まっている状態で(笑)。

2号は普段、大雑把な木工DIYが中心のクセに、時々、細部に気を遣う仕上げが伴う物も作ります。

そんな中の一品であるランディングんネットは細かな部分が気に入らず製作停止した物。

それも、多分他人が見ても『何のことやら』ってレベルの話なのですが。

具体的に言うと網を取り付ける際に糸を通す穴が2ミリ程中心からズレてしまい、一気にやる気が無くなった・・・。

遠い記憶を振り返るとそんな理由だった気がします(笑)。

穴あけ作業が途中のまま放置されているのが、何よりの証拠と言えるでしょう。

PR広告

自分用ランディングネットの製作再開

ランディングネットを幾つも製作していると言っても、当然その全てを自分で使う訳じゃありません

知り合いにあげたり、時々販売したりって感じで作っていました。

そして、販売したお金でまた資材を購入すれば製作無限ループの完成です。

ランディングネットだけでなく木工にはそんな魅力があります。

しかし、注意力散漫な2号は一度作業が停滞すると他のDIY等に興味が行ってしまい、ランディングネット製作に戻って来れなくなってしまう事が多々あるのです。

このネット放置の間も離れのリノベーションチェーンソー製材、蕎麦打ち道具の補修・作成などなど意味不明なDIYで遊び倒していた訳です。

そんなある日、連休直前の2号は『一度くらい渓流に行きたいなー』と遊び場で呆けていた際、こちらのランディングネットさんと目が合った気がしました。

目はないけど。

久々に手に取ると確かにフレームに空けた穴の位置は気になる物の、それは製作者目線での話。

使用者目線ではほぼ気にならない、と言うか気づかないだろと思うレベル

更に、今月の始めにカッティングボードを製作した際に使った蜜蝋ワックスが側に置いてった事もあり『これを仕上げてワックス塗りたくない?』という声が脳内から聞こえてくるではありませんか。

ランディングネットの外側に使用しているカーリーメープルに『蜜蝋ワックスを塗りたい』それが製作再開の原動力。あほです。

PR広告

久々の自作ネット完成

んじゃ、適当でも良いから自分用に仕上げてみるかー

考えが切り替わると直ぐに行動に移したくなる2号。

実家の手伝いを開始するまでまだ少し時間があると思い、早速コンプレッサーを回してサンダーでグリップやフレームの面取り開始。

自分用として使用する事にしたので、販売用なら気にする部分も作業時間重視で進めると2時間足らずであっという間にワックス塗りまで終了。

やっぱ、完成直前の放置だったと言わざるを得ません(笑)

その後、じーじ・ばあばと一緒に昼を挟んでトウモロコシ畑で野良仕事。

夕方近くに遊び場に戻り、スイベル(ヒートン)とこれまた放置状態であったクレモナネットを取り付けてその日の内にランディングネットが完成しました。

黒柿グリップ、フレームは内側からブビンガ・チェリー・カーリーメープル。一般的に言うところのMサイズネット。

ちょっと地味目な色のネットも黒柿とは相性が悪くないななんて思う2号でした。

おしまい