はじめに。
ここの文章、読み飛ばしてもらって全然OKです。フライに興味があって訪問してくれた方に言うならば「実釣には何の役にも立ちません」て内容です。独断と偏見で語りたい事を書いているだけの自己満足な駄文です。他の項目におすすみください(笑)。
では、改めましてご訪問の皆様。フライフィッシングをご存知ですか?映画「リバー・ランズ・スルー・イット」でブラッド・ピットがニジマスを釣っていたあれですね。フライマンもしくはこの映画を知っている人は、「でたでた・・」って感じだと思います。2号が20歳前後の公開で、実際に観たのは24・5の頃でしたが、これを観たら自分もフライフィッシングしたい!って気持ちになるほど釣りのシーンが印象的な映画でした。実感した事は無いのですが、この映画を切欠にフライフィッシングブームがあったとか、なかったとか。
実際、あんな感じでロッドを振れたら気持ちいいだろうなーって、へたっぴな2号は思います(笑)。今、フライフィッシング人口は減少の一途だとの事ですが、それでもこれから新たに始めたいと考える人もいるはず。それでも、他の釣りと比べたら少ないんだどうなと思います。で、その理由を考えるとベテランさんがハードルを上げてる部分があるだろうって思うんです。この記事を読んだ事で「お前ふざけんな!」って怒る人もいるかも知れません。でも、もっと気軽に言いたいんですよ。
FlyFishing始めてみましょうよ?
って。
FlyFishing好きなおっさんは昔はミーハーだった説(笑)
じゃあ、なぜリバーランズ・スルー・イットの話しから始めたかと言えば・・・この映画、ハードルを上げて威厳を保ちたいと考えちゃう一部のベテランフライマンさん達にもめっちゃ刷り込まれていると思うんです。実際、2号もこの映画を観た時には、主人公のテクに感動しながら、ストーリーには厳かな物も感じましたし。
映画のブラッド・ピットは格好良くて、めちゃめちゃ上手にラインを操ります。初めてフライロッドを振る姿を見た人には、道具もキャスティングも難しい特別な釣り方なのかなって思うくらいだと思います。
更に、フライフィッシングは物語のキーとして扱われ、崇高な物のようにも映ります。厳格な神父さんが伝統的なスタイルで、吸い込まれそうな景観の中、フライフィッシングを通じて兄弟に大切な事を伝えていく。2人の息子は成長と経験を重ねて、それぞれの道を行き挫折も味わう。それでも、その川の風景は変わらず全てを受け入れてくれるそんな印象の映画。
更に「フライフィッシングは貴族のスポーツ」なんて経緯もあって、伝統を重んじる真面目な日本人気質は形式にこだわっちゃうってのもあると思います。そんな背景から、フライフィッシングのベテランさんの一部には、初心者やラフなスタイルのフライマンを好まない人がいるのかなーなんて考えますし、ブログやFacebookでそう感じられるような記事も散見します。
で、初心者さんがそんな情報を仕入れちゃったら、興味だけでお気楽に始められる釣りじゃないって思うかなって感じます。
こんなこと言ってはフライフィッシングを趣味にしている人にフルボッコにされそうですが・・・リバーランズスルーイットで影響を受け、始めた人も多いと思うんです。
それって、きっかけとしてはめっちゃミーハーな気もしますが、それだけ情報のアンテナを張っていた方々って事なのかなぁと思います。
他にも良く「道具が高い」ってイメージもあると聞きますが、今から始めるならその選択肢も幅広いです。ただ、やはり趣味の世界なので、個人の感性とかエゴの塊な部分もあって、その物差しで他人を推し量ったら近づき難くなって当たり前だなって思います。安物の道具を使って馬鹿にされるとか思ったら身構えちゃうのも仕方ないよなーって。
それでも、「もっと気軽にフライフィッシングはじめませんか?」って声を掛けたいんです。
2号が初めてフライロッドを買ったのは19歳の頃(今は無きコータックの格安フライセット)、インターネットも無ければ周りにフライをしてる人もおらず。雑誌を立ち読みした知識と想像力を頼りに人目につかない近所の小川でキャスティングの練習をしてました。
ブランクを挟んで渓流に戻ってからの2号は、セットで10,000円以下のタックルを片手にショルダーバックにランディングネットのみ。上流域でもプラスウェダーって程度の軽装でフライロッドを振ってます。何故なら、動きやすい服装が好きなのとお小遣いに限りがあるから。多少頑張って買ったツールやタックルもありますが、基本的にはスタイルも自己流です(笑)
2号は初心者を見下すベテランさんとマナー違反な釣り人は嫌いです。当然、マナーを守ってる気のいいおっちゃんが大多数って前提ですが、そうじゃない人もいますよね。漁協が放流するのを待ち構えながら、不必要なほどの広いスペースでフライロッドを振りまくって縄張りを主張するおじさん。子供連れの2号ところまでわざわざ魚籠を覗きに来て、「ブドウ虫なんかで釣れるの?俺は川虫でこんなに釣ったよ」と漁協が指定している数やサイズを確実に無視した釣果を自慢してくるおっさん。そんな風にはなりたくないなーって思いました。
ミャク釣もルアーもフライも楽しい事を知ってます。そして今の2号はフライがメインなので、もっと釣りをする人が増えたら楽しめる場所も増えるはずだと思っています。ぶっちゃけ、他の人より上手くなりたい、いっぱい釣りたい、大きいの釣りたい、高価な道具欲しい、良いポイントは独り占めしたいって気持ちも沢山あります。だから、その為にもフライ人口が増えたらいいなって考える部分があるんです。
フライフィッシング始めませんか?