おとーちゃんの誕生日ケーキが王蟲だった件

とうとう生誕半世紀を迎えた2号

気持ちの上では未だに中学二年生のおっさんです。

そんな2号の誕生日にリアル中2の2-1号と嫁が祝ってくれたので、珍しく2号自身の出来事にスポットを当てた投稿をする事にしました。

ぶっちゃけ半世紀生きてみてもなーんにも変わらないんですけどね(笑)

当たり前なんですが・・・。

昔なら”人間50年”なんて言われた時代とは違い、幸いな事に現在の所は生命の危機を感じるような大病をしている訳でもなく、良くも悪くも年齢による変化は感じないなぁとしみじみと思った2号です。

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おっさんが50歳になって思う事

誕生日に2-1号が用意してくれたモスコミュール

振り返ってみると、30歳を迎えた時もそんな事を思っていたなと思い出したりもします。

だからと言って2号自身が、20代~50代にかけて何の変化もないのかと言えば、当然違う訳です。

50歳を迎えて実感したのは『やっぱり、年齢じゃなく環境が人に変化をもらたすんだな』という事。

自分自身の意識や考え方、行動が変わったかも知れないと感じた初めての体験は子供の誕生

それも、2-1号が2~3歳になってからだったと思います。

本当に小さなころは『かわいいな』とは思っても、親としての自覚は然程なかったのかも知れません。

少しづつ意思疎通が出来るようになった子供と接するようになった事、そして子供と接する際の自身の言動を振り返って始めて『あ、変わったのかも』なんて思った記憶があります。

その後、二人で遊び歩くようになってから、子供の成長を実感する事はあっても体力面以外に自身の変化を感じる事は無かった2号。

それでも、最近起こった大きな変化によって意識するようになりました。

それは、ぶーちゃんばあばの認知症問題における事。

明確に変わったというよりは、ぶーちゃんばあばやじーじ、2号嫁の母に対して自身がどうすべきかという事を現実と共に突き付けられて初めて感じる事になったのかも知れません。

それは、何らかの結論や行動を伴う変化ではありませんが親達の事をよく考えるようになりました。

これから、更に悩んだり苦しんだりもすると思いますが、自分自身の中でその受け入れ準備をしているような・・・そんな不思議な感覚です。

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おとーちゃんの誕生日

こちらも2-1号作の名も知れないオレンジのカクテル

節目の半世紀祝

例によって土曜も会社にいた2号に対して『帰ってくる前に連絡してね!準備終わって無いので!!』と2号嫁からのLINE。

早目に切り上げられそうなので、家でゆっくり・・などと思っていた2号にとってはあまり嬉しくないお知らせです。仕方が無いので、ダラダラと仕事で時間をつぶしゆっくりとご帰宅。

有り難い事に、家に帰れば二人が頑張って準備してくれた誕生日ディナーがあり、久々に家族3人で食卓を囲みました。

テーブルには、少し不細工ながら、風の谷のナウシカに登場する王蟲(オーム)を模したケーキが置かれ、腹ペコの胃袋を刺激する肉を焼いた匂いとてまり寿司。

どこで見たのか、王蟲のケーキも2-1号がメインの製作担当。

『ふーん。スポンジケーキを半分に切って並べて、シャインマスカットで目を作って王蟲にしてる感じだ?』

などといらん分析をしながら眺める2号。

早くしろと促されて、触手の代わりなのか前方に突き出される形で刺さった蝋燭を吹き消したら夕食のスタートです。

誕生日には何らかのプレゼントを用意したいと思うらしい2-1号。

去年は道具箱を貰ったっけなどと思い出していると『色々探したけれど喜んでもらえそうな物がなかったので代わりにカクテルを作る』と教えてくれました。

最初の一杯はモスコミュールとしたらしく、2号嫁に買って来てもらったウォッカにジンジャーエールを注いでカクテルグラスで提供してくれた一杯。

子供の作ったカクテルを飲む事になるとは思っていなかった2号ですが、モスコは嫌いじゃないので有難く頂戴します。

そして、2-1号の中でメインのサプライズはこの後に提供された一杯のカクテル。

『名前は無いんだけど生絞りオレンジで作るから!』

・・と手にシェイカーを持って登場です。

なんでも、2号嫁にあちこち付き合ってもらい、数件目のダイソーさんで何とか見つけたというシェイカー。

そのシェイカーを嬉しそうに振りながら、そして恥ずかしそうに提供してくれた名も無いオレンジのカクテル

ちゃんと美味しかったです

ありがとね。

来年も祝っていただけるように頑張りますかー・・・って思った2号でした。

おしまい