GW後半の連休を利用して作年に続き2年連続となる野反湖キャンプ場に行ってきました。
今年はフリーサイトを利用し、我が家2年ぶりのテント泊です。
まだ雪が残る野反湖畔でのキャンプを満喫して気が付いた事にも触れながら投稿したいと思います(文末にまとめを載せています)。
まぁ・・・2号一家が普通に楽しんでいだけの記事かもしれませんが(笑)。
野反湖キャンプ場で楽しもう
野反湖キャンプ場自体の利用は2回目ですが、2号にとっては何度も足を運んだ場所であり数十年前の思い出も含め、思い入れと親近感の強い場所である事は間違いありません。
本当は昨年の夏休みに連泊で利用するつもりでいた為、今回のキャンプでやりたい事も盛沢山!
今回こそ連泊したいところでしたが、仕事の予定や2-1号の学校、田植えの準備で泣く泣く1泊でのスケジュール。
当然、予約時にはアーリーチェックインも選択、前日は準備も兼ねてぶーちゃんばあばの家に3人で前泊して早朝出発です。
ちなみに、野反湖キャンプ場のフリーサイトは湖畔と林間エリア2つのロケーション。
GW後半の初日という事もあり、前日から入っている人は限られるだろうと思いながらも場所取りが心配な2号は8:30~チェックインのタイプを選択(実はこの日からの営業でしたw)。
なるべく早い時間で現地に入り、昼・夜・翌朝と3食を用意する予定で出発した訳です。
ところがです!
出発時に2号と2-1号が険悪な雰囲気となり、現地に着いたのはノーマルなアーリーチェックイン(10:00)がほど近い9:30過ぎ(笑)。
急いでチェックインの手続きを済ませ、車を停めたらリヤカーに荷物を積んでフリーサイトに一目散。ここは出発時に険悪な空気を作ったペナルティとして、馬車馬に任命された2-1号が頑張ります。
てんこ盛りに荷物の積まれたリヤカーを引く一行は、この場所で無ければ夜逃げ一家にしか見えなかった事でしょう。
フリーエリアのテントサイトは場所取りが大事
多少アップダウンのある道を歩く事十数分。
お目当てのテントサイトに到着すると湖畔近くを中心にテントが設営されているのが確認できます。(後から知りましたが2024年は5/3からのOpenだった様子。皆さん来るの早いw)
野反湖キャンプ場では、やはり湖に近い場所が大人気。
とは言っても、今の込み具合からはテント・タープの一張りづつなら何とかなりそうでもありますが、即決で湖畔を離れて一段上がったところで場所探し。
というか湖畔スペースが埋まっていた場合『林間になったら、空いていればここにしよう』と事前に決めていた場所がありました。
トイレ裏の一段高いスペースで炊事場の前という利便性に優れた一角。
2m程高い場所なのでトイレの近くというのも気にならず、この時期はまだ葉の無い木々の間から野反湖も望める場所。なかなかの眺望です。
昨年の訪問時にフリーサイトの状況を確認していた過去の自分に感謝です。
場所が決まれば、多少疲労が見られた2-1号にリヤカーの移動を命じ、2号も後ろから補助をして本日のキャンプ地に到着。
テント設営とキャンプ飯3食
GW頃の野反湖の周囲はまだ雪が残るような状況である事が殆ど。
本当はテントとタープを隣接して設営したいところでしたが、残雪でそれが叶わず。
また、テントを張ったすぐ横が広場から炊事場に上がる階段にもなっていたので通行の妨げにならぬようした事、立木があった事で少しだけ距離を離して設営する事になった本日の野営地です。
のんびり遊びながらテントを設営すればそれなりに時間も経っているという物。
気が付けば13時を回っていたため、急いでキャンプ一食目となる昼食の準備に入ります。
以下、今回のキャンプで食した3食をご紹介。
キャンプ一食目はCLTDバゲットサンド
もともと昼食は手早く用意できるようにとバゲットと具材を購入していたので、それを使い切って挟むだけのバゲットサンドを作ります。
内容は、スモークチーズ、レタスとトマト、そして鴨スモークを半分に切ったバゲットに挟んだら完成の簡単CLTDサンド(適当なネーミングw)。
名前は適当ですが、共にスモークされたチーズと鴨の相性がばっちなお気に入りのコンビネーション。
これを自作カッティングボードに載せたら、あっという間にベテランキャンパーの様ではありませんか(笑)。
その間、2号嫁と2-1号はテント横の残雪に自分たちの飲み物を埋めながら騒いで楽しんでいた様子。
夕食の楽しみは牛肉ステーキと謎の牛筋メニュー
雪が残る位ですから、夜が寒いのは解りきっている事。
昨年のバンガローキャンプで実体験もしていた2号は、買い出し時に牛スジをワンパック購入していたのでした。
その牛筋を適当な大きさに切ったら、鍋で炒めて玉ねぎと水、キューブコンソメを入れ、味の決め手はカレーペーストにお任せです。
数年前の出張時にタイで購入して冷蔵庫の肥やしと化していたペーストを辛さを確認しながらいれてあとはじっくりコトコト煮込むだけ。
途中、ドローン撮影の為に場所を離れた2号。
その間の火の見張り役を2号嫁に頼むとまさかの拒否(笑)。
椅子に座って読書を楽しむ時間に余計な気遣いをしたくないとの理由に勝てず、数十分の空白を挟んでおよそ4時間前後の調理で完成した牛筋コトコトスープタイカレー風味。
『牛スジは固くて食べるような物じゃないと思っていた』などと言っていた2号嫁。火の見張りを拒否しておきながら、一番気に入った様子で体も温まると大満足。
その他、2号家の定番となりつつパックから出して焼くだけ牛肉バーベキューと丸玉ねぎのホイル焼き、そして縁日風イカ焼き。
そんな夜のキャンプ飯。
ホットケーキミックスでハムとチーズのホットサンドで朝食を
翌朝。
5時に目が覚めた2号は前日の残りである2個の玉ねぎを処分してしまおうとオニオンスープの仕込みを開始。
6時をかなり回り2-1号、そして2号嫁が起きてきたらホットサンドメーカーの出番でした。
濃い目に溶いたホットケーキミックスを流し込んで、ハムとチーズを乗せて裏表。程よく焼きあがったら出来上がりの簡単メニュー。
トマトのカットを途中から2-1号に任せた事で、適当この上ない出来栄えになったサラダを添えて頂きます。
本当はコーンミールを使って、米国の定番『コーンドック』もどきのホットサンドを作りたかったのですが、コーンミールを入手できずに断念(笑)。
味付けはマスタードとケチャップで、コーンドック・ホットドックをイメージしながら食べるようにと二人に指示する2号でした。
野反湖フリーサイトでの楽しみ方いろいろ
湖畔にあるテント場のフリーサイトは、目の前に広がる野反湖の風景を眺めるだけもあっという間に時間が過ぎていくと感じる程。
そんな野反湖キャンプ場のテント場フリーサイトを更に満喫した2号達の遊びはこんな感じ。
- トレッキング
野反湖は外周や周囲の山を歩くトレッキングコースが充実しています。今年はウロウロしただけであったものの、前回の訪問では、2号嫁と2-1号は野反峠休憩舎からビジターセンターまで(2~3km?)歩き、非常に楽しんでいた様子。 - 水辺の散策
野反湖は通年で遊泳禁止の湖ですが、水辺に降りて散策したり水に触れたりすることまで禁止されている訳ではありません。GW頃の時期は雪解け水が流れ込む為、非常に低い水温ですが、その透明度は特筆に値すると思います。 - ドローン撮影
2号は訪問時にドローンを持参して、キャンプ場から離れた場所でドローン撮影を楽しみました。当然、ドローンは法令の登録済み機体ですが、実際の飛行には自治体・森林管理署など関係各所4カ所に届出と許可が必要でしたので参考までに。 - 読書
これは一家でも2号嫁のみですが。タープの下で持参した本を読むのは至福の時だったようです(笑)。
その他にも中学生の2-1号とっては、移動中のリヤカーを使った道具の運搬も良い体験だったようですし、移動中の景色や残雪などその場に身を置くだけでも飽きる事が有りません。
野反湖キャンプ場テント場フリーサイトまとめ
名 称: | 野反湖キャンプ場 |
住 所: | 〒377-1701 群馬県吾妻郡中之条町入山 国有林内 |
期 間: | 5月~11月期 |
電 話: | 0279-82-1180(午前9:00~17:00) |
H P: | https://nozorikocamp.com/camp/ |
前に来た時も思いましたが、キャンプ場のスタッフさん達は皆さんにこやかで親切。とても気持ちよく利用できました。
お役立ち情報:アーリーチェックインと場所取りのポイント
本文中にも書きましたが、野反湖キャンプ場のアーリーチェックインは8:30~と10:00~の2種類があります。費用も多少異なりますが、混在が予想されるGWのような時期は場所取りの面からも断然8:30がオススメ。
駐車場からフリーサイトまではリヤカー(荷台の長さが異なる2タイプ)を引いて15~20分程度。
初めての利用なら特に気を付けたいのは場所取りについて。
早く着いたとしても場所選びには細心の注意が必要ですよね。フリーサイトの為、自分が設営したテントの近くに他のキャンパーさんがテントを張らないとは限らないからです。
折角、湖畔近くに設営して目の前のスペースを広く取ろうとしても、広く取り過ぎると混雑してきた際には、その目の前のスペースに設営するキャンパーさんもいますよね。要らぬ揉め事を起こさない為には場所取りにも気を遣います。
ちなみに、2号達の利用時に少し後から来たソロ二人組、他にまだ人がほとんどいなかった林間の一番奥に設営して、まったりしておりました。
しかし、後からやって来た若者グルキャンさんや家族キャンパーさん・・・奥に設営した二人の前のスペースに次々設営して行くではありませんか。
グルキャンさんは陣幕まで広げていたので、きっと最初の二人は野反湖は全く見えない状態になったのではないかと想像され非常に不憫でした(笑)。
野反湖キャンプ場テントエリアの施設
コインシャワー、ランドリー、売店等はビジターセンターまで戻る必要があります。
テントエリア内に備わる物
- トイレ(和式メインですが洋式の多機能トイレあり)
- 炊事場(炭や薪の残りはこちらのかまどに出します)
- ごみ集積場(受付時にゴミ袋も頂けました)
- リヤカー置き場(都度、補充されており確保は禁止)
また、もし寒さ対策に不安があるならセンターで毛布のレンタルも行っています。その他にもビジターセンターの品揃えは結構良い方だと思います。
参考までにテント場のグラウンド状態は、砂利石交じりのグラウンドなので鍛造ペグの方が安心かなと思います(水辺近くはもっと多いかも?)。
ちなみに、炊事場もトイレも清掃が良く行き届いていて好印象。