屋根の下地に使われていた杉皮がむき出しだった天井。
必要な部分にはほぼ石膏ボードを張り終える事が出来た為、次の工程に移行です。
壁の延長
元々の天井があった位置より上は、本来人目につくはずもない場所なので、壁から屋根までの空間は特別な処理はされていません。漆喰の下地である土壁やその骨組みの竹もむき出しな状態です。
なにより、居室の壁から建物の外壁までの空間がぽっかり空いていて、壁を屋根の高さまで延長しない事には見栄えが悪い。そこで、簡単に杉の板材で石膏ボードの支えを造作して張っていく事にします。
屋根に石膏ボードを張る際に切り落とした部分の端材が、何気に残っていたのでこれで埋めていく分の材料は事足りそう。8畳間上部の壁片側とロフト部分に同じ施工を施して対応します。
ここでも、梁や柱部分の木材が自然の曲線を残したまま使われている事で曲線カットが発生。どうせ時間が掛かるならと退屈そうにしている2-1号にジグソーの使い方を教え、石膏ボードの曲線を切らせながらノンビリと作業をする事に。
なんとか延長が必要な部分の壁を終えたら、南側の建物側面にも石膏ボードを敷き詰めていく。
石膏ボードを目分量で必要な大きさにカットしながら、柱や隙間の大きさに合わせて微調整を加えて張り込んでいくのは、まるでパズルを作るような楽しさがある反面作業効率は上がらず、上記写真まででほぼ一日を使ってしまう事に。
張り終えた石膏ボードへの下処理
別の作業日。
現段階で張る事の出来る石膏ボード作業が終了したので、後回しにしていた配線処理と漆喰を塗る為の下処理に取り掛かります。
当然、電気配線については資格が必要になる為、近所の有資格者頼みである(笑)。
主電源は部屋の入り口とロフト部分のどちらでも操作できるように3路スイッチする。その他に壁面には格安で仕入れたLEDテープを仕込む予定であるが、どちらも完成してからのお楽しみ。
なんとか天井と壁への石膏ボード施工が終了したので、ファイバーテープで継ぎ目を張りながら、漆喰を塗る為の下地処理に取り掛かります。
正直、左官仕事は応急処置程度の経験しかない為、例によってWEBで注意事項だけは調べて検討した作業方法で進めるつもり。
当初、石膏ボードの隙間にパテ埋めをしたら軽くサンダーで磨いてそのまま漆喰を塗るつもりだった2号。
実際にその施工で問題ないというサイトも多くあったし、経費を考えればそのまま行きたい。むしろパテ埋めも必要なのか?と悩んだ結果がファイバーテープとパテ埋め、そしてシーラーも塗布するつもり。
とは言いつつ、この日の作業は、ファイバーテープとパテ埋めの工程が途中まででタイムアップ(笑)
石膏ボードの繋ぎ処理
見えないところが何気に手抜き作業の2号。
石膏ボードの固定もいい加減。少しの隙間など全く気にせずバンバン張りつけ、更にはめ込むスペースの関係で一枚張れる場所でも半分にカットしているので、必ずテープとパテ埋め作業が発生する事になっていた(笑)
そこで、またまた2-1号の出番。
まずは、ボードにファイバーテープを張り付けるまえの端面処理でサンダー掛け。その上に吉野石膏のタイガーパテを塗っていきます。
下塗りも上塗りもイケると書いて有ったタイガーパテはご近所のカインズホームで1kg500円(多分)の粉末タイプを調達。この日の残り作業時間の関係もあり、まずは半分を調合して隙間を埋めていきます。
作業を終えた時の間隔では、一袋で足りるかどうかは神のみぞ知る感じです。次回作業時には、もう少し節約しながら使わないとヤバいかもと思いつつの終了でした。
ここまでの経費と今日のまとめ
7.5日目、8.5日目も終了。
石膏ボードの縦カットは、丸のこでガンガン行っていた2号。かなり埃っぽくなります。床も真っ白。少量なら刃の薄いノコギリやジグソーが良いですね。
それと、材料調達について思う事が。同じファイバーテープがネットとホームセンターで1,000円以上の価格差異(ホムセンが高かった)、逆に下塗りのパテはネットの方が500円以上高い。
送料や購入数の兼ね合いはあるものの、やっぱり下調べはしてから買った方がいいですねー。
使用予算
- 石膏ボード 315円×11枚=3,465円
- 杉材 胴縁 10本 1,750円
- 杉材 根太 6本 1,880円×3=5,640円
- コースレッド 2種 258円×2=516円
- 徳用ボンド 478円
- 2×4 SPF材 698円×6本=4,188円
- OSB材(11mm) 1450円×11枚=15,950円
- 下塗り用パテ 1kg 500円
- ファイバーテープ 40m 804円
合計33,291円(税別)
設定予算(仮)40,000円(残6,709円)