路地栽培

ぶーちゃんばあばの野菜は露地栽培。
ご近所でも野菜農家さんはハウスを持っている家が多いですが、農業歴50年越から野菜農家に転身したじーじとばあばの家には出荷する野菜を育てられるほど大きなハウスがありません。お米やブロッコリーを発芽させ畑や田んぼに植えるまでの短い期間だけ栽培する、いわば保育器みたいな使い方をしている小さなハウスが二つだけ。

必然的に、出荷野菜は路地栽培限定の状態。
少量の自家用野菜を栽培している畑なんて、それはもう草むらに野菜を取りに行くレベル(笑)。フキやミョウガは庭先で完全に自生状態。

2号が実家で暮らしていた頃から春にはフキが目を出していましたが、ほとんど食べる事も無く、大ばあばがごくまれにに煮物にする事があるくらい。共にいつからそこに生えるようになったのか、気にされる事もなかったような状態です。

他にも、柿やぶどう、キウイフルーツなどが畑の隅や庭の隅に植えられたりと数多くの植物が見られます。その中でも人気なのは、裏庭と少し離れた畑を通るあぜ道横に自生しているイチゴ(じーじ曰く、多少は手を掛けているらしい)。

知らない人が見たら、大きな葉っぱの見慣れない草が自生してるとしか思わないような有様なそれは、一般家庭で消費困難なレベルに収穫出来ます。収穫されたイチゴの8割は日持ちするジャムに加工されて行く運命なのです。