庭で採取した蕗の薹から『ふき味噌』を作る

蕗の薹(フキノトウ)は天婦羅や蕗味噌など、程よい苦みで美味しい春の山菜。今年もぶーちゃんばあばの家では、庭先に蕗の薹が出てきました。

毎年、渓流釣りの解禁前後に出てくるお楽しみです。

先週も見つけていたのですが、収穫するのを忘れ次の収穫のタイミング(日曜)を待っていました。花が咲いてしまっているのではないかと心配していましたが、どうやら丁度良い頃いだったよう。

そんな蕗の薹を持ち帰り蕗味噌(フキミソ)を作ってみたので紹介します。

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蕗の薹の収穫と下処理

そもそも蕗の薹の収穫は、ほんとにタイミング勝負。出てきたな・・と思ってからあっという間に花が咲いて食すのに適した時期を逸してしまいます。

そんな蕗の薹の収穫ですが、2号はスコップを使用。

本当はハサミでチョキチョキ丁寧に収穫すのが良いのでしょうが、適当な2号はスコップでザクっと目算で根と花茎の付け根を刺して収穫するタイプ。

そもそも、蕗もフキノトウも2号家しか食べる人がいないので、仮にフキが庭先から消えてもじーじが『手間がかからなくなった』と思う位のハズなので大胆に行けます(笑)。

収穫した蕗の薹の下処理

天婦羅以外の調理時は、下茹でして調理するのが推奨されていますが・・・ここでは水さらしただけ(大量に食べる訳でもないので良いなぁとw)。

少し前に、厚生労働省が『蕗の薹には人体に害のある成分(ピロリジジンアルカロイド類やフキノトキシン)などの天が含まれるので下処理をしっかりね。』と言うような案内を流しておりました。

食べ過ぎると健康に悪影響があるらしいですが、同時に国内での健康被害の報告は過去に事例がないらしく、かなりの大量摂取をしなければいいのかなと解釈しています(根も人体に良くないんですって!食べた事ないけど)。

すぼらな2号は、根を切って水に浸して流水で流しながら泥や汚れを取るだけの下処理(※ご自身で行う場合は、下茹でする事をお勧めします)。

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蕗の薹の調理

下処理をしたらみじん切り。

ちなみに、蕗の薹って切り口や傷が直ぐに変色しますよね。収穫してきたばかりでも、切り口や小さな傷があっという間に茶色くなる上、まな板にも色移りするので後が大変。

調理そのものはめっちゃ簡単。

フライパンに油を熱して、みじん切りの蕗の薹を投入。火が通ったら、みりん、味噌とお砂糖を入れ水分を飛ばして完成って感じです。

蕗の薹は油と相性が良く、またかなりの量を吸うので多めの油を入れて炒めています。

出来上がった蕗味噌は瓶やタッパーに入れて冷蔵庫。

この時期のご飯のお供として欠かせません!

おしまい