古民家離れをDIYで、リノベーション!吹き抜けの天井にロフトを設置!壁の造作と漆喰を施工して、個人のDIYで目的通りロフト付きのモダンな和室に仕上げる事が出来たのか?
2020年10月以降更新を止めていた当シリーズ(笑)
未完成で放置かと思われている方も多いのではないでしょうか?・・・そもそもの閲覧が少ないですけどね。。。
色々不満点はありますが一応の完成は見ております。流石に、多少とはいえ2号にとっては貴重な資金を費やし、膨大な労力を賭したリノベーションを放棄するなんてことはありませんでした。それどころか、完成と同時に2-1号に占拠されて完全に彼の別荘扱いです。
4月後半にスタートして、7月に入って完成系が見えない状況に2-1号には『いつになったら、おれ(↑)の部屋出来るの?』とせかされつつ、8月に2-1号に開放。細かな部分を含めて一応の完成が9月となった週末DIY。
その後も、ちょこまかと小さな部分に手を加えながら年末には待望のDIYソファベッドを設置。現在に至るわけです。
8畳和室のロフト付きリノベーションに掛かった予算&工期
身の程知らずな2号。
初めての投稿時には工期設定を4日、予算は4万円などという異次元の妄想をしておりました。申し訳ございません(笑)。そこ、少しだけ振り返ってみます。
まずは予算面。
使用予算
石膏ボード 315円×16枚=5,040円
杉材 胴縁 10本 1,750円
杉材 根太 6本 1,880円×3=5,640円
コースレッド 2種 258円×2=516円
徳用ボンド 478円
2×4 SPF材 698円×9本=6,282円
OSB材(11mm) 1450円×11枚=15,950円
下塗り用パテ 1kg 500円
ファイバーテープ 40m 804円
スタイロフォーム 648円×2=1,296円
漆喰 20kg×2袋 2,530円×2=5,060円
左官コテ 1,360円
マスキングテープ 5巻 398円
LED照明 120㎝×3 2,380円×3=7,140円
LEDテープライト 10m 2,699円
2㎜ 3×6合板 1,100円
合計 56,013円(税別)
設定予算(仮)40,000円(16,013円超過…残念w)
ぶっちゃけ、概算のため実際には上記プラス数(千)円掛かっているかもしれません(資材の価格は2020年当時の値段ですので、現在の物とはことなりますが)。それでも、中には余った資材もあったりするので他での流用を考えたらこんなものかという感じで納得。
次に工期!
デレデレデレデレ・・・デデン!
延べ15日間・・・位(笑)
実作業時間で75時間くらいかと思います。ほぼ土曜は出勤している2号。貴重な休日の日曜とGW・夏休みの大半をリノベーションと野良作業に費やした一年でした。
数時間のみや半日だけ作業した日は0.5人日と考えても丸々半月、4月後半~9月と半年近くの期間をかけたかと思うと不思議に愛着も沸きます。作業後半に2-1号を下働きで使っていなければ、あと2稼働日(暦で2週間)は工期延長があったかもしれません。ちょっとした手助けでもいると居ないじゃ大違いですね。
素人DIYでリノベーションした離れのご紹介
リノベーションとか大層な事を言っていますが、8畳一間+ロフトを自分勝手に改造しちゃうっていう、文字通りの『日曜大工で取り組んだ遊び』。
一通りの作業を終えて思ったことは『やっぱ、大工ってスゲーな』って事。
自分の作業を振り返れば気に入らないとこだらけ、わからない事だらけだったでした。同時に、そんな2号とは比較にもならないような段違い技術と規模の作業を事も無さげに日々進められるって、めっちゃ格好いいなーって改めて感じました。
一軒家ですら工場で生産されつつある今の時代、人の持つ技術ってホントに感動しちゃいますよね。なんて事を言いながら、完成報告を兼ねて写真をUPしてみます。
まずは上部エリア
個人的にはやはりこの部分がお気に入り。このページ最上段にUPした写真は、ロフトで間接照明のボリュームを調整して喜んでいる2-1号です。ちなみに、この間接照明と障子紙を貼った箱形のLED照明のフレームは造作に使った杉の端材。
本当なら、天井は屋根の下地に使われていた杉の皮がむき出しになっている方が古民家っぽいのかもしれません。ですが、ところどころ鳥などの小動物が空けてしまった穴があったりして使用に耐えない&修繕難易度も激高と考えこの形。
結果としては、少ない照明の反射板としても機能してくれた事、そして梁や柱を引き立ててくれる事にもなった事もありよかったなと思っています。
次に居室エリア
部屋4面のうち、2面が窓となっているのでこんな構図の写真すみません(笑)
日中に雨戸をあけて日の光が入ってくると漆喰の壁はほんとに明るいなーって感じさせられます。出入口の引き戸(ふすま)は元々紙貼りだったのですが、どうにもこうにも気に入らないので一手間掛けて木戸風に変更。
2㎜の合板をホームセンターで購入して、縦に細長く切ったものの表面をヤスリ掛けし、並べて貼っていく形を試してみましたが悪くなかったと自画自賛です。
サイズを合わせてカット&ペーストだけではほんとに『合板貼りました』って仕上がりになっていたと思いますが、縦に切ってから並べて貼った事で木戸って感じになりました。この後、自作の蜜蝋ワックスを塗ったのでもう少しだけ深い色合いになってます。
その他おまけ
完成から数か月間の床はただ板張り(OSB)。
当然、ソファーを買う予算などないので悩んだ結果、苦し紛れに2,000円のハンモックを購入してごまかしていました。それでも、とにかくソファーが欲しかった2号。仕方がないので作ることに(笑)。
母屋には2号が中学校に上がった時に購入したベッドが放置された状態であったため、これをソファに改造できないかと頭を悩ませること数週間。引き出しタイプのソファベッドとして年の瀬、大みそかに何とか完成(本当は9割の状態ですがw)。ちょっと面倒くさいものの、ベッドとして利用するときには引き出して使う変わり種なソファベッドは、珍しく2号嫁にもお褒めいただきましたとさ。
材料費は杉野地板+OSBとポプラ(?)の集成剤だったかな・・・で約4,000円程度。
古民家のDIY改修一気読みはこちら(笑)
長々と放置していた古民家リノベーションに関する投稿、完結はまさかの全13回。上記にカテゴリページへのリンクを設定しましたので宜しければどうぞ。
全然『ぶーちゃんばあばの畑』な話じゃないのに最も長いお話に。気が付けば、当時1,200円程度で購入出来ていた合板も2年たった今では2,000円オーバーの高騰。2-1号は5年生から中学生。びっくりする事の連続です。
そんな2号ですが、機会があればリノベーションの各記事をまとめて、少しは訪問者さんのお役に立てる投稿、楽しめる投稿が出来たらいいなと考えています。いつの事やらって感じですが。
有難うございました。