野菜ソムリエという資格があるらしい。
『あるらしい』と書いてるものの、その存在は以前から知ってはいて、芸能人でも里田まいさん、ギャル曽根さん、ロンブー田村淳さん(もう辞めてるとか)等が取得して注目された事がありましたよね。
資格概要としては、野菜・果物に関しての目利きや、栄養価の知識、調理方法などの専門的な知識を持って判断されるのだとか。ちなみに民間資格なので、企業や団体がその組織(場合によっては個人)の基準で認定する資格。
きっと公的な資格じゃないなら、あまり意味がないとか思った方もいますよね。
でも皆さんご存知のTOEIC、TOEFL、フードコーディネーター、臨床心理士、MOSなんかも民間資格です。
実はちょっと興味が湧いて、資格取得とその活用について調べてみたりしたのでブログのネタにも流用しようと閃きました(笑)
野菜ソムリエって何に活かせるの?
そもそも何で野菜ソムリエに興味を持ったかと言えば、切欠はぶーちゃんばあばな訳です。
70過ぎたおばあさんが野菜ソムリエ取得したら格好良くないですか?
生粋の農家さんが野菜ソムリエだったら、説得力半端ないですよね?
そう。実際にはただ『面白そうだな』っていうのが切欠なのは否定できません(笑)
それでも、調べてみるとぶーちゃんばあばでなくとも資格として所得する魅力も見えてきました。
青果店で大活躍!
やっぱり真っ先に思い浮かぶのはこれでした。
八百屋さんで買い物をしている時に、お店の人が野菜ソムリエの資格を持っていたら、それだけで信頼度UPは間違いないですもんね。
栄養価の知識だけじゃなく、野菜本来の個性を生かした調理法までアドバイスを貰えたら、困った時の頼れる八百屋さんとして繁盛する事も間違いなし(笑)
子供の苦手を克服しちゃう
我が子の野菜嫌いに頭を悩ませているママさんも多いんじゃないでしょうか?
お子様の苦手なピーマン。2-1号も最初は嫌っていたのを思い出します。
ある時、じーじとばあばの家からピーマンを貰ってきました「こどもピーマンだから2-1号も食べてみな」ってそんな感じでした。
当時、生産農家も多く無く、2号も嫁も「こどもピーマンって何さ?」って感じでしたがあら不思議。小さな欠片迄よけて食べていた2-1号がパクパク口に放り込んでいます。
「僕ピーマン食べれるようになったー」って自分でもビックリ。そこから、徐々に普通のピーマンも食べられるようになり、小学校に上がる頃には好きな野菜の上位にランクインです。
じーじとばあばは、野菜ソムリエではありませんでしたが、やはり農家だけあって農業に関する情報が早いんです。ロマネスコもスティックセニョールも店頭よりもぶーちゃんばあばの畑でみる方が早かったです(凄くどうでもいい事ですが、気になるのが新しい野菜のネーミングって微妙なのが多くないですか?)。
それだけ一般の人と専門家の情報量が違うんだと思い知らされました。野菜ソムリエとして知識を得れば、お子様だけじゃなく家族や友人の苦手も楽々克服できるかもしれませんね。
就職活動にも活躍です
2号は始めに「野菜ソムリエ」って聞いた時、完全に趣味の資格だと思ってました。次に、ぶーちゃんばあばが取ったら面白そうって(笑)
ですが、調べてみれば実際に就職活動にも役立つのかなって感じています。
後述しますが、野菜ソムリエの資格を取るのってそこそこ費用が掛かるんです。
その上、活用の場面は限定的。イコール取得者が多い資格じゃないって 上級資格の保有者まで入れても全国で59,000人弱。
英語検定2級が年間約80,000人、野菜ソムリエとほぼ同時期に認定制度が出来たFP(ファイナンシャル・プランニング技能士)は国家資格なのになんと約736,000人。
比べてみると本当に野菜が好きな人だけが取得しているんだなと納得できる数字でした。決して多くの人が持っている資格じゃないから就職で考え何気におススメでは?と2号は思うんです。
ご近所でも少しランクが高い百貨店・飲食業・実演販売。食育に力を入れている児童施設や公共施設。それら職場で求人活動をした場合、有資格者と無資格者なら確実に資格を持っている人の方が優遇されると思いますし、職場での活躍も出来そうですよね。
食に関わる職業の方や農家さんなら言うに及ばず、他と比較しての差別化になる事は間違いないんだろうと思える意外な資格でした。
野菜ソムリエ資格を取得するには?
実は、ぶーちゃんばあば2号も幾つかの資格を取得しています。若かりし頃、調理師をしていたので食品衛生管理者と調理師免許、その他には製造系のちょっとした資格。
実務経験や実地講習、試験等で取得した資格ですが、野菜ソムリエも教育~資格試験を経て合格した人だけが初めて「ソムリエ」を名乗れます。
野菜ソムリエ 3つのコース
「職業:野菜ソムリエ」の人もいる専門の資格でもあり、生活の彩りとして取得を目指す人から専門家まで、自分の目的にあったコースを目指す事が出来ます。概要は下記の3種類。
野菜ソムリエ
日々の生活に欠かせない野菜との正しい付き合い方、野菜や果物の知識を有し伝え方のノウハウを身につけ、生活力の向上や職場でのスキルアップを目指す方の為の資格。
野菜ソムリエプロ
野菜ソムリエの知識に加え、専門的な知識を身につけ青果物のスペシャリスト。として社会に価値を伝えることができる人材が認定される。筆記試験と面接試験がある。
野菜ソムリエ上級プロ
野菜ソムリエプロ資格を有する人だけがチャレンジ可能な2019年時点では143人しか存在しない真のプロフェッショナル。
野菜ソムリエとしての活動ビジョンをもち 、自分の未来を切り開く野菜・果物の専門的な知識を活かして、社会課題を解決する事業を構築し、社会に貢献し、活躍する人材。
試験では事業計画書の提出、提出した事業計画書をもとにしての面接試験がある。
資格取得の方法は?
ご近所に野菜ソムリエの学校ってありました?
めちゃくちゃ意外だったのが、ぶーちゃんばあばの自宅から通学可能範囲にあった事(笑)。少し調べた情報を纏めてみます。
学べる場所
2020年4月現在、協会のウェブサイトによると岩手県、福島県を除く日本各地に学ぶ事の出来る施設があるらしいです。一つの県で3~5箇所位の場所が開設されているようです。
そして、意外だったのは、タイとインドネシアでも学べるって言う事。やはり現地の食材を扱うのでしょうか(笑)
そして、協会の開設する各校や提携施設以外が近隣にない方には、通信講座での受講も可能です。
学び方のスタイル
学校と通信制の受講を選べる事を書きましたが、実はハイブリッドな受講方法もあるのが特徴。