ぶーちゃんばあばと幾年月

最近、ぶーちゃんばあばに元気がない

足を痛めたり、物忘れがひどくなったりと否が応でも老齢化を自覚させられる機会が増え、それを周囲から諭される事があったから尚更。

養豚を辞めたのは、じーじが年老いて体力的にきつくなったと言うのが理由の一つ。

畑のばあばとなってからも休むことなく働き続け、常に自分の事より子や孫の事を気にかけ続けて来たばあば。

我が家の子供が小さな頃は自分の長期出張も多く、その度に嫁と子供はじーじとばあばの家に泊めてもらっていた。おかげで不安なく外に出る事も出来ました。

あれから幾年月。

『私はまだ大丈夫』と言いながら、ばあばの顔にいつもの笑みがないのは“大切な物を忘れてしまうかも知れない”・・・そんな不安を感じさせてしまったからか。

一緒に生活をしている訳でなくとも、毎週顔を合わせていた自分。もっと早く、もっと上手にじーじとばあばに話せれば良かったな。