数十年前には、実家と隣接する深谷市の高校に通っていた2号。
そんな深谷市出身の名士である渋沢栄一にゆかりの誠之堂と清風亭を見学してきました。
誠之堂(写真手前)は大正5年、渋沢栄一の喜寿を祝って建てられ、その設計は田辺淳吉という建築家で「西洋風田舎屋」という発想なんだとか。
そして、誠之堂と立ち並ぶ清風亭(写真奥)はその10年後に建てられ「南欧田園趣味」と設計者が記していたようです。
近年になって移設され、渋沢栄一の生家からもほど近い大寄公民館(埼玉県深谷市起会110番地1)の敷地内にあります。公園やグラウンドにも接した立地で、無料で見学可能な施設。
ぶっちゃけ・・・見学者はかなり少ないようですが、それが良いとも感じました(笑)。
特に強く興味があった訳ではなく実家に向かう途中の寄り道です。
それでも、小学生の頃から渋沢栄一の事やその生家がある『血洗島』という地名は知ってる程度に身近な物でもありました。
見学した誠之堂と清風亭は共に家屋内にも入れて、当時の雰囲気を感じる事の出来る建物です。建築等に興味のある方には別の意味でも良いかも知れません。
足のケガで殆ど外出も出来なかった為、普段は気にかけていなかった場所でも立ち寄ってみればぷち観光気分だなと思える訪問でした。
渋沢栄一の生家には行ったことも無いんですけどね(笑)。