時間のない人がDIYを楽しむ工夫(2)

ノギスの写真

前の記事では下記の1~3にある材料を揃えるところまでの流れ、そして纏まった時間の取れないその中でもDIYを楽しむための方法を考えてみました。

  1. 構想を練る
  2. 図面・スケッチを描く
  3. 材料を調達する
  4. 材料を加工する
  5. 組み立てる
  6. 仕上げ

4~6は、実際の「モノ作り」に関わる項目です。時間に制約のある人がDIYを楽しむには、やはり一番苦労する部分ではないでしょうか。

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加工~仕上げまで

材料を加工して、組み上げて仕上げ。

やっぱり出来る限り一気に進めてしまいたくなります。そこが時間に制約のある場合に悩むところ。しかも作業を中断すると再開時に混乱もします。そこで、メモや写真を活用する事を試してみて下さい。

作業記録は画像で残すのがおススメ 

どうしても作業を分断しつつ進める形になる事が多い為、前半で触れた設計図や製作工程の計画が役に立ちます。他にも製作中に覚えておきたい事は写真を撮っておくことをお勧めします。

内部に隠れてしまう部分の加工が凄く雑な2号(笑) それでも写メを残しておくと後々助かります。

お財布に余裕のない2号は、制作の構想を立てた後のハードルが材料調達(笑)

なので、必要なタイミングで必要な材料や部品を購入する為、着手から数週間後にホームセンターを訪れる事も度々です。

その際に、ボルトのサイズや加工した材料の寸法を売り場で確認して購入出来るようにメモ代わりに写真で記録する事が多いです。

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材料を加工する

材料を切り分ける。
切り分けた材料を整えるなどの工程になります。

個々のパーツを一つづつ仕上げていくか、または全体を平均して少しづつ進めていくのか。段取りや作る物によって差異はあると思いますが、作業記録を付ける事をお勧めします。その上で、

複数パーツを加工する場合 

一つの作品に複数の同じパーツを組み合わせる場合、最初の一個を加工する際にメモ・写真を残しながら作業を行うと2個目以降が劇的に楽になります。

当然、期間が空いてからの再開にも不安が無くなりますし、効率が上がります。

記録は素材に直接もアリ 

個々にパーツを加工、後で組上げる際に役立ちます。

木材を使った加工なら、木目や色合いにもこだわりたくなります。2号に良くある失敗が、材料の裏表を記録せず組み上げた際に色味が残念な結果になる事。

こればかりは、図面を用意ても写真を残してもあまり役に立ちません。その為、裏表を決めたら、材料に鉛筆で書き込んでしまいます。

他にも、組立の際に組み合わせるパーツ同士の張り合わせ面を記号で表しておくことで後の作業で悩むことも少なくなって無駄な時間を省けます。

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組み立てる

プラモデルを作られた事のある方、またはWEBサイトなどでモデラ―さんの制作の様子を見られた事のある方もいると思います。

市販のプラモデルも塗装して接着して・・と組み立てる前に仮組をする事があります。
DIYをしていると素材の加工を終えたら直ぐに組み上げたくなるが心情ですよね(笑)

ですが、焦らず仮組をする事が失敗を防ぐ大きなコツであると考えましょう。

仮組みで確認出来る事 

・寸法確認、完成後の姿確認

ちゃんと考えて加工したはずの材料が上手く組み合わせられない。サイズが足りない・・そんな事もあります(笑)。仮組みの段階であれば手直しする事が可能な不具合も多いはずです。

また、完成後の姿を確認する事で、更にもう一手間加える事を検討するような場面も出て来るかと思います。

・最終作業のシュミレーション

仮組みなしでボンドやネジ止めを進めていたら取り返しのつかない事にも成りかねません。組みする事は、実際に組み付けるときの作業をシュミレーションする事にもなりますので、失敗を防ぐ有効な手段です。

仮組みあれこれ

2号はクランプ、両面テープ等を使って仮組みをする事が多いです。

時にはネジ止めするのを前提でボンドで仮組みを行う事もあります。ボンドを使うのは、仮組みからそのままネジ止めに繋げる場合、ボンドがはみ出しても仕上げで修正できる場合などです。

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仕上げ

ヤスリ掛け、塗装です。
何気に一番気を使いますし、雑に扱ったらそれこそ取り返しがつきませんよね。

その他、塗装をする場合には塗料の種類も事前に調べておきたい事です。簡単に塗料の種類と概要に触れてみたいと思います。

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